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2006年6月 7日
Google books のサービスが、いよいよ日本でも始まります。
Google books
http://books.google.co.jp/
どんなサービスなのか・・・・
Googleのサイトに説明がありますので、引用してみます。
■Google ブック検索とは何ですか。
書籍の文面を検索して、ユーザーの興味にあった書籍を見つけ出し、それを購入できる場所や借りることができる図書館などをご案内するサービスです。
■Google ブック検索の仕組みを教えてください。
Google ブック検索︵現在日本語は未対応︶または Google.com で検索をします。 検索キーワードと一致したコンテンツを含んだ書籍が見つかれば、検索結果にその書籍へのリンクが表示されます。 書籍名をクリックすると、図書館カード カタログのような [スニペット表示] が現れ、その書籍の情報とともに書籍の抜粋︵検索キーワードを含む文章の一部︶をご覧いただけます。 出版社および著者の許可がある場合は [サンプル ページ表示]、または著作権の保護期間が切れている場合は [書籍全体表示] もご覧いただくことができます。 いずれの場合にも、書籍を購入できるオンライン書店へ直接移動する [この本を購入] リンクが表示されます。
■書籍はどのように表示されますか。
スニペット表示
[スニペット表示] では、図書館カード カタログのように、書籍の情報とともに書籍の抜粋︵検索クエリを含む文章の一部︶が表示されます。スニペット表示は、日本国外の図書館において書籍がスキャンされ、出版社または著者がプログラムからの除外を明示的に求めていない場合に限り表示されます。
サンプル ページ表示
出版社および著者の許可がある場合は、書籍の数ページをご覧いただけます。
書籍全体表示
著作権の保護期間が切れている書籍の場合は [書籍全体表示] でご覧いただけます。 [書籍全体表示] ではどのページも自由に閲覧できます。
http://books.google.co.jp/intl/ja/googlebooks/screenshots.html#excerpt
■書籍が見つかった場合、何ができますか。
この本を購入 : オンライン書店へのリンクのいずれかをクリックして、書籍を購入できるページに進みます。
地域の書店を検索‥住所等を入力することで、地域の書店を検索することができます。
検索を続ける: 書籍内で、使用したクエリが出現する他の箇所を検索するか、新しいクエリを使用して検索し直すことができます。
書評を検索する: [この書籍について] を選択し、[書評をウェブで検索] をクリックして、オンラインで書評を検索することができます。
関連情報を見つける: [この書籍について] を選択し、[ の関連ウェブ ページ] をクリックして、この書籍について書かれた他のウェブ サイトを検索することができます。
出版社を調べる: 出版社のウェブ サイトへ移動して、その出版社の他の書籍を探すことができます。
ということで、実際にどんなものかをアメリカで運用されているサイトをみてみましょう。
たとえば、Buddhism というキーワードで、全ページ閲覧可能な本を検索した結果は次のとおりです。
http://books.google.com/books?q=buddhism&as_brr=1
これの凄いところは、単なるページ画像のスキャンではなく、本の全文検索と連動しているところです。
↑で出てきた本のページをめくっていくと、Buddhismという単語がちゃんと黄色のハイライトで表示されています。
なお、Google booksへの登録は、ISBNコードを持った本であれば何でも登録可能です。
ですから、曹洞宗宗門としても、どんどんに本を登録していくようにした方がよいでしょう。
tenjin95さんが、つらつら日暮らし‥﹁ネット書店と本の役割﹂の中で、﹁ネット書店﹂で売っている情報は、書店の店頭に比べて、あまりに局限化されたものだと指摘されていますが、確かにそのとおりですし、書店で並んでいる本を手にとって見ていくということの重要性もあります。
その一方で、出版されている本全体の中から、キーワードにより検索される﹁書籍の情報﹂として、情報源の取っ掛かりとしてのGoogle booksの可能性はかなり大きいと思います。
これも布教活動︵教えを広める︶の一環と考えれば、宗務庁教化部や、出版部あたりが積極的に動いていくべきなんでしょう。
時代に即した活動も必要です。
登録は、基本的に出版元からの提供が原則のようです。
登録されている書籍はどこから提供されているのですか。
Google ブック検索に登録されている書籍コンテンツは、出版社および図書館からご提供いただいているものです。