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2006年5月 5日
これはキンリョウヘン︵金陵辺︶というシンビジウムの仲間の花です。この花は、ミツバチの大好物で、晴れた日などは直ぐにミツバチが群がってきます。
特に、この時期はミツバチの春の分蜂と重なるため、このように、キンリョウヘンにも群がった多数のハチが蜂球を作ってしまいました。
けれども、この状態の蜂はおとなしいため、よほどハチを刺激したりしない限りは刺されることはほとんどありません。
︵くれぐれも刺激しないように注意することは必要です︶
ミツバチは、﹁社会性昆虫﹂と呼ばれ、女王蜂を中心に一つの群れをつくります。
したがって、ミツバチが増えていくためには、群れの数が増えていくことが必須条件となります。
この、群れの数を増やす行動が﹁分蜂﹂であり、ミツバチの場合には4月下旬から5月にかけてみられるのです。
キンリョウヘンに群がるのは、ニホンミツバチの習性であり、セイヨウミツバチではみられないとのこと。
ニホンミツバチも蜂蜜の元となる蓮華草のような花も少なくなっており、養蜂者はとても苦労しているそうです。
このような希少な種は大切に守っていきたいものです。
私は日本蜜蜂に興味がありまして、手始めにキンリョウヘンを入手したいと希望しています。販売元等情報の提供を御願いします。
投稿者 ヤマガミ | 2008年12月12日 10:11