« オオシオカラトンボ |
最新記事
| ゆめ観音アジアフェスティバルin大船 »
2005年8月 1日
夏真っ盛り、貞昌院の境内もセミたちの鳴き声であふれています。
よく注意して聞いてみると、時間によって鳴いているセミの種類が違うことに気がつくでしょう
横浜ではヒグラシ・ミンミンゼミ・アブラゼミ・クマゼミなどが賑やかに鳴いています。
さて、これらセミたちは一生の内のほとんどを土の中で過ごします。私たちの目に触れるのは一生のうちのほんの1週間。
それだけに、土の中から出てきて成虫になる﹁羽化﹂の瞬間を目にすると、とても感銘を受けます。
羽化を見ることは意外と簡単です。
(1) 昼間周囲を観察して、﹁セミのぬけがら﹂が多い木や、地面に小さい穴がたくさんあいている場所を調べておく
(2) セミが土の中から出て来るのは、アブラゼミの場合夕方です。︵これはセミの種類や地方によって異なるかもしれません︶ですから、日没後に(1)の場所の地面をよく観察してみましょう。
(3) セミの幼虫が見つかったら、そのまま様子をみましょう。 適当な木を探してのぼり始めます。
(4) 羽化する場所が決まったら後は分刻みで変化していきますのでお見逃しなく!
私が、以前︵2002年︶撮影して、朝日新聞に掲載された写真が、その後東京書籍の学習教材として採用されました。
撮影方法を2種類にして、一つはストロボを弱めに焚いて撮影したもの、もう一つは懐中電灯で羽が浮かび上がるように撮影したものの2種類です。
↓サムネイルをクリックすると、動画で見ることが出来ます。