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2005年6月13日
横一直線の虹? 群馬で環水平アーク観測
群馬県北部や前橋市の上空で12日、虹が横一直線に広がったように見える﹁環水平アーク﹂が観測された。
前橋地方気象台によると、環水平アークは高度5000?8000メートルにできた雲の氷の結晶に、太陽光が乱反射して起こる現象で﹁彩雲﹂とも呼ばれる。観測されるのは珍しいという。
現象は午後零時半ごろから約1時間続き、県立ぐんま天文台︵高山村︶には﹁不吉なことが起こる前兆ではないか﹂と心配する問い合わせも数件あったという。︵共同通信︶
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050612-00000086-kyodo-soci
珍しい虹 -水平環-
6月12日正午、南の空に現れた珍しい虹﹁水平環﹂。雲の中の氷の結晶が太陽光を反射してできるもので、雨上がりに見られる円弧状の虹とは異なり、太陽の方向︵太陽の下側︶に見えるのが特徴。
→榛名山と水平環の写真を見る。
6月11日のトピックスで貞昌院本堂にかかる虹をご紹介しましたが、この日は関東一円で虹が観察されたようです。
また、冒頭の記事にあるように、北関東では環水平アーク︵水平環︶が見られたとのこと。
様々な気象条件が、虹を観察できるのに絶好の条件となったようです。
それにしても、普段眼にしない自然現象に直面すると、何か悪いことが起きる前兆ではないかと感じる心理は、科学の発達した現代にあっても、古来からの自然への畏怖からは逃れられないということなのでしょうね。
■環水平アークは、こちらでは11日には見られませんでしたが、4年前に撮影することができたものをご紹介します。
撮影日‥2001年4月23日
撮影場所‥貞昌院駐車場から裏山方面の空を撮影