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2005年5月11日
自民党は10日、党内調整が難航している人権擁護法案について、今国会提出を当面先送りする方針を固めた。小泉純一郎首相が最重要法案と位置付ける郵政民営化関連法案の成立を目指した国会会期の延長幅にもよるが、人権擁護法案の今国会成立は困難な情勢になった。
同法案の取り扱いをめぐり10日、与謝野馨政調会長と推進派の古賀誠・人権問題等調査会長︵元幹事長︶、反対派議員でつくる﹁真の人権擁護を考える懇談会﹂の平沼赳夫会長が会談。同懇談会で今月末までに法案の問題点をまとめ、その上で法案修正も含めあらためて協議することで合意した。これにより法案提出は6月以降にずれ込むことが確実になった。
今国会は6月19日に会期末を迎える。古賀氏は法案の今国会提出に意欲を示したものの、時期は急がない考えを示したという。︵共同︶
http://www.sankei.co.jp/news/050511/sei004.htm
︻参考資料︼
第154回国会︵常会︶提出主要法律案 平成14年3月8日 人権擁護法案︵継続審議︶
WIKIペディア人権擁護法案
人権擁護法案については、以前 人権擁護法案をめぐるドタバタ のトピックスで書きましたので改めては書きませんが是非どのような法案なのかをご確認ください。
今回、今国会で提出される見通しがほぼなくなり、法案修正も含めあらためて協議していく事となりました。
しかしながら、今後どのような審議がされていくかを見守っていく必要がありそうです。
自民党の安倍晋三幹事長代理は27日、東京都内で講演し、与党内で調整が難航している人権擁護法案について﹁﹃人権侵害﹄の定義があいまいで、果てしなく解釈が広がる危険性がある。いいかげんな形で︵国会に︶提出し、成立させてはならない﹂と述べ、今国会提出に慎重な姿勢を示した。 さらに人権擁護委員の選任条件に国籍条項がないことを指摘し、﹁例えば北朝鮮出身者の人権を守っている朝鮮総連︵在日本朝鮮人総連合会︶の方々が委員になれば、私は真っ先に人権侵害を行っていることにされる危険性がある﹂と語り、修正の場合は国籍条項の追加が不可欠との考えを示した。 http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20050328k0000m010057000c.html 投稿者 kameno | 2005年5月11日 19:41
人権委員会概要︵予定︶︵独立行政委員会︶ ■人権委員会5名︵中央。うち3名非常勤︶国会の同意を得て総理が任命 事務局︵中央‥法務省外局。地方‥地方法務局。弁護士を必ず加える︶ 権限‥︻出頭要求、事情聴取、物件提出、立入検査︼令状不要。拒否すれば公表、提訴、30万円以下の過料。 ■人権擁護委員︵地方。2万人以内。非常勤︶国籍条項無し、部落解放同盟、障害者団体など人権擁護団体員が優先的に選出。 単位別に協議会設置︵都道府県人権擁護委員連合会、全国人権擁護委員連合会︶ 職務‥︻情報収集、予防活動、団体との連携協力、その他人権擁護活動︼ ■人権調整委員︵中央。調停・仲裁を必要とするとき。非常勤︶ 端的に区分けすると、人権委員会が﹁考える頭﹂、事務局︵法務局︶が﹁行動する手足﹂、人権擁護委員が﹁情報を集める目と耳﹂となり、人権侵害と目される行為を監視する。 投稿者 kameno | 2005年5月13日 23:20