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上永谷に見るファミリーマートのドミナント戦略

上永谷駅前ビルに入っていた三菱UFJ銀行上永谷支店がATMのみに縮小し移転したため、この場所にファミリーマートが1月29日に開店しました。

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ファミリーマート上永谷駅前店

ところが、この出店場所のわずか30mほど先の上永谷駅構内にはファミリーマートがすでにあります。
さらに、その先、L-ウィングの広場にもファミリーマートがあります。

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ファミリーマートはまりん上永谷駅店
ファミリーマートサンズ上永谷L-ウィング店(上写真の中央奥)

ということで、おおよそ100mの間にファミリーマートが3店舗集中して出店していることになります。
このエリアに他系列のコンビニエンスストアは無し。

20250211-0.jpg

もう少し範囲を広げると、
ファミリーマート上永谷駅前店
ファミリーマートはまりん上永谷駅店
ファミリーマートサンズ上永谷L-ウィング店
の他に
ファミリーマート上永谷ニ丁目店
ファミリーマート丸山台一丁目店
などが徒歩圏にあります

20250211-1.jpg

このように、同一のチェーン店を集中的に出店することをドミナント戦略と表現します。

一見、過当競合のため、お互いに顧客を奪い合ったり経営効率が悪いように思えますが、(本部にとっては)地域内でのシェアを拡大し、競合他社と差別化したり、それぞれ店舗ごとに役割分担したり、在庫供給の効率化を高めることができたりする効果があります。

ただ、上永谷は住宅地なので、これだけ一つのチェーン店が集中して出店する状態が維持できるのか、今後の動向に注目していきたいと思います。


投稿者: kameno 日時: 2025年2月11日 20:04

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