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貞昌院で育てている大賀蓮(古代蓮)の鉢の植替えを行いました。
平年は2月半ばに行っているのですが、今年は暖冬傾向にあり、今日は3月並みの暖かさとなったことから蓮鉢の植替えを行いました。
蓮鉢はこのような状態です。
地上部は枯れて無くなっていますが、地中では蓮根から発芽しはじめているため、この時期に植替えすることが望ましいのです。
植替えをしないと、鉢底の土が固まってしまっており、また、新しい蓮根は古い蓮根の下層の深い場所に出来ているので、今年の蓮が大きく育ちません。
そのため、古い蓮根を取り除き、また、新しい用土を足し、土をかき混ぜる必要があるのです。
鉢の土を取り除いていくと、まず、古い蓮根が出てきます(左写真)。
その下に、今年育つ新しい蓮根があります(右写真)。
蓮鉢を掘り起こして、泥を落としながら少しづつ引き上げていきます。
古い根と、新しい根を分け、古い根は取り除きます。
新しい根には、もう新芽が伸び始めています。
鉢の土に新しい土と肥料を深さ20センチ程度入れ、よくかき混ぜた後、新しい蓮根を植え付けていきます。
その上にさらに土を被せ、水を張ります。
これで作業は終わり。
今年もも美しい花を咲かせることを期待します。
昨年作成した蓮の植替え動画もご参照ください。