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令和5年貞昌院の電力1年間の推移

令和5年(2023年)記録的な猛暑が続き、また円高や世界情勢に起因する燃料費の高騰の年でした。

貞昌院では電気料金の負担がどうだったかのまとめです。
結論としては、貞昌院の電気使用量は、ほぼ例年通り、電気料金は安くなっています。


令和5年1月から12月までの貞昌院の電力消費量、電気料金の推移は下記のとおりです。
東京電力の「ビジネスTEPCO」で、購入電力量の実績をグラフで表示しいます。


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図1: 東京電力から購入した電力量の推移(青=令和4年、赤=令和5年)

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図2: 東京電力に支払った電気料金の推移(青=令和4年、赤=令和5年)


こうしてみると、令和4年と令和5年で、同月ではそれほど電力の使用量は変わらず推移していることが判ります。

対し、電気料金は、令和5年2月までは高騰していたことが判ります。
これは、燃料高騰による燃料調整額が反映されたことによります。
しかし、3月以降は、 国の電気およびガス料金軽減措置により、使用量に応じた値引き(電気低圧▲3.5円/kWh、電気高圧▲1.8円/kWh、ガス▲15円/m3)が含まれていることなどにより、結果、電気料金は昨年よりも下がっています。

なお、貞昌院では約10KWの太陽光発電設備を運用しているため、東京電力からの購入電力は、太陽光発電の発電量で賄えない分の購入電力量になります。
令和5年の冬至(12月22日)の一日の購入電力量の推移は下図のようになっています。

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図3:東京電力からの購入電力1日の推移(令和5年12月22日の例)

上図のように、日の出から日の入にかけての昼間は太陽光による発電量が、貞昌院の自己消費量を上回っていますので、完全に太陽光発電からの電力で賄うことができ、冬至であっても余剰電力を東京電力側に逆潮流させ電気を戻すことができています。

貞昌院における令和5年、1年間の電力に関する総括はこのような感じでした。
政府の補助政策があるにせよ、当面の間は燃料高騰の傾向は続くと思われますので、電力消費、電気料金の推移には引続き注視していくことが必要になりそうです。


投稿者: kameno 日時: 2024年1月10日 10:31

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