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ひとつ前の記事「葬祭マネジメント講座」で出向いた近くに、名勝・六義園があります。
六義園は近くの小石川後楽園とともに江戸の二大庭園とされています。
柳澤吉保が「回遊式築山泉水庭園」として7年の歳月をかけて造り上げました。
名称の由来は中国漢詩集『毛詩』にある「詩の六義(風・賦・比・興・雅・頌)」と、それを紀貫之が和歌の「六体」としたことによります。
せっかくの紅葉の季節ですし、ライトアップも実施しているということなので訪れてみました。
あいにくの雨模様、しかも講義の終了が閉園1時間前だったため、駆け足の散策ではありましたが、それでも人がそれほど多くなく美しい光景を堪能することができました。
入園時(午後8時20分ごろ)にはかなりの雨が降っていたため、池の水面が波立っていて反射光が拡散されてしまっています。
しかし、園内を一周し、閉園間際になったころ雨は止んで、湖面が平らになってくれました。
シンメトリーの反射像が美しさを際立たせています。
ライトアップにも工夫がされていて、このように青い光で照らしながら、時々ミストを拡散させて幻想的な雰囲気を作り上げています。
紅葉はピークまであと少しといったところ。
来週あたりが見頃なのではないでしょうか。きっと来園者も多くなることでしょう。
東京都区内にも手身近な場所に、名園は数多くあります。
ゆっくりと巡ってみたいものです。