熊本地震・九州豪雨の復旧復興を願って(1)

地域の民生児童委員、町内会防災部(要支援者委員会)有志6人により熊本県(熊本、南阿蘇、宇城)、福岡県(朝倉)に出かけておりました。
災害時の要支援者委員会活動の一つとして実際に目で見て体感し、また交流を図ること、そして夏まつりバザーでの義援金を熊本地震、九州豪雨の被災地へ直接届けるためでもあります。
行程計画に際しまして、岩崎哲秀師、現地の市役所・社会福祉協議会の皆様、婦人会の皆様、関係の皆様に多大なるご協力を賜りました。心より感謝申し上げます。


■平成29年10月22日(1日目)

出発日の10月22日は超大型の台風21号が日本列島に接近して、熊本行きの飛行機は条件付きの離陸となりました。
それでも運よく無事、阿蘇熊本空港に到着。もう少し後の便でしたら辿り着けなかったかもしれません。

着陸直前には熊本市中心部の上空を通りますので、熊本城を眼下に眺めることができました。
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空港でレンタカーに乗り、お笑い寄席と茶話会が開催される南阿蘇へ。
途中、昨年
 熊本地震の復旧復興を願って(1)
 熊本地震の復旧復興を願って(2)
で活動した西原村を通りますので、当時避難所になっていた山西小学校や災害ボランティアセンターのあった学童保育園へ立ち寄りました。

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山西小学校では、衆議院選挙の投票が行われていました。
学童保育園は、園舎が更地になっていたり、だいぶ様子が変わっています。
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当時、お住いの方からの要望に従い片付け作業などの活動をした場所も、更地になっていたり、新しい建物を建てる工事が行われていたりといった変化を感じることができますが、場所によってその進捗が大きく違っている現状があります。

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西原村から南阿蘇へは、国道325号を通り、阿蘇大橋を渡るルートがメインルートだったのですが、熊本地震により阿蘇大橋など周辺道路が大きな被害を受け、ミルクロードや熊本県道28号俵山トンネル経由などの迂回ルートを余儀なくされていました。
国土交通省の懸命の復旧工事により、この夏(平成29年8月27日)に阿蘇大橋の南側に位置する阿蘇長陽大橋を通る「長陽大橋ルート」が応急復旧され、これまでの迂回ルートから30分程度短縮されました。

↓これが長陽大橋です。応急工事とはいえ、かなり大がかりな工事だったことが分かります。
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長陽大橋ルートを通り、県道325号に入ると、阿蘇大橋の南阿蘇側崩落地点に達します。

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この場所に、「茶庵とちのき」が営業していましたので、昼食をここでとりました。

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窓から先ほど渡ってきた長陽大橋を眺めることができます。

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熊本地震発生直後の写真を見せていただき、当時のお話を伺いながら暖かいカレーうどんを頂きました。

 

つづく


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投稿者: kameno 日時: 2017年10月26日 04:13

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