皇居一般参観

横浜市仏教会春の参拝旅行の行程で、帝釈天、護国寺と併せて皇居の一般参観を行いました。
普段、中々入ることができない皇居ですが、一般に公開されている参観コースもあり、今年からは当日受付もできるようになりました。
申込み方法はブログ記事下記に掲載しております。

一般参観コースは下図のようになっています。

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今回の仏教会参拝旅行では、私たちの団体は130名ほど。
そのほかの団体と合わせて300名ほどのグループでコースを歩きます。

外国からの参加者も多いのが印象的でした。

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まずは桔梗門前で参観許可書を提出し、参観票を受け取って桔梗門をくぐります。

桔梗門は、いわゆる下馬門です。
太田道灌の家紋が桔梗であり、瓦に紋が刻印されていたことから桔梗門と名付けられたといわれています。

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石垣には、普請に尽力した薩摩藩の丸に十字の紋が刻まれています。



最初に窓明館(休所)で説明。
奥には売店もあり、お土産を買うことができます。

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時至って、いざ出発。
桔梗門脇を通り、富士見櫓を右手に見ながら進みます。

石垣は関東大震災でも崩れなかったとのことです。

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遠目に見ると、高層ビルを背景に存在感がありますね。

このような三重の櫓は江戸時代には20基ほどあったそうですが、現在三重櫓としてはここだけです。

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宮内庁庁舎の前を通り宮殿へ。
正面右側に松の塔が建てられています。

この宮殿前広場は一般参賀でもおなじみですね。
宮殿の中では宮中晩餐会など様々な行事が行われます。

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南庭園の植え込みも眺めることができました。

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宮殿を南に進むと二重橋(鉄橋)から濠の向こうに正面石橋を眺めることができます。

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正門石橋と正門鉄橋のうち、鉄橋のほうは、かつて木造の橋であった時代に橋の下にもう一重、足場の橋が架けられていたため二重橋と称されました。
現在では二重構造の橋は無くなったため、石橋と鉄橋を併せて二重橋としています。
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ここで、Uターン。
宮殿北車寄せを通り、新緑に包まれた山下通りを下ります。

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蓮池壕は、蓮の開花時期には見事な光景が広がるのでしょう。

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枯れて折れ曲がった茎が面白い幾何学模様を形成していました。

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そしてスタート地点の桔梗門へ。
門を出ると、お濠の水面に高層ビルがきれいに映っていました。

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皇居の一般参観は下記に要綱が掲載されています。
http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/koukyo.html

皇居一般参観申込要領(参観は無料です)

四季折々の光景が楽しめると思いますので、一度は訪れてみることをお勧めします。

投稿者: kameno 日時: 2016年4月22日 12:50

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