何かをしたい人、始める人、続ける人

何かをしたい人、10000人。
それを始める人、100人。
それを続ける人、1人。

このようなことばがFacebookで多くシェアされて拡散されています。
これは、ドレンドクリエーターの中谷彰宏さんのことばですが、共感する方がそれだけ多いということでしょう。


何かやりたいことがある、あるいは目標にしていることがある。
それに向けてやらなければならないことは思いつくのだけれど、それを実際に始めるのはわずか1%程度しかなく、さらにそれを継続している人は、その始めた人のさらに1%程だという例えです。

 

このことば、物理学で習う摩擦の法則にも通じるものがあります。

地面に置かれている物体を動かそうとします。
それを動かそうと、横を押すとなかなか動き出さない。
けれども、押し続けてある程度力を加えると、やがて動き出す。一度動き出せば小さな力で動かせるというものです。

20150721-01

この摩擦力には「静止摩擦力」と「動摩擦力」の2種類があり、物体が止まった状態から動き出すまでにかかる力が「静止摩擦力」、動きだしたあとにかかる力が「動摩擦力」となります。
「静止摩擦係数」>「動摩擦係数」
「静止摩擦力」>「動摩擦力」

動かすために必要な力(=「摩擦力」)は、「摩擦係数」×「垂直抗力(N)」となりますので、摩擦係数や垂直抗力(つまり荷重)に比例します。

 

ここで話を戻すと、何かをやろうとして、それを始めようと動き出すためには「静止摩擦力」を越える力が必要ですが、静止摩擦係数は比較的大きいのでなかなか一歩を踏み出せない。
一旦一歩を踏み出して進み始めると比較的小さな力でも動かすことができる。
しかし、その力をかけることを怠ると、たちまち物体は速度を落とし止まってしまう。
止まってしまった状態から、また動かし始めるためには大きな力が必要となる。

 

ということになります。

 


さまざまな障害や結果を恐れて一歩を踏み出すことはとても大きなエネルギーが必要です。
さらに、それを継続させるにはそれなりのエネルギーが必要。
でも、一旦動き出せばさまざまな繋がりが広がっていき、それを実行するためにノウハウも蓄積されていきます。

 

物理学でいうところの「摩擦力」を如何に少なくすることができるか、それが重要なことだと思います。

何事にも障壁はつきものです、大切なことは、その障壁を無くすのではなく、どの程度どのような障壁があるのかを適切に判断し、それをうまくコントロールしながら(障壁とうまく付き合いながら)実行を進めていくことなのだと感じます。

 

物理学で例えましたので、もう一つ「時間非整合」という経済学の理論でも例えてみます。
「時間非整合」とは、時間が経過することで、ものの見方や考え方などの価値観が変わってしまうことを意味します。
「あとでやろう」という考えが定着すると、時間の経過とともに煩わしさやネガティブな面が意識され、時間のデッドラインが迫るに従って、諦めるということが起こりやすいという理論です。


林先生の「今でしょ!」はまさに「時間非整合」に則ったことばでした。

 

 

Leap, and the net will appear………
まずは一歩を踏みだしてみよう。後は何とかなるから。

 

 

 


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