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ソチ冬季五輪では熱戦が続いています。
スノーボード男子ハーフパイプでは、平野歩夢選手(15)が銀メダル、平岡卓選手(18)が銅メダルを獲得し、平野選手は、冬季五輪雪上競技最年少メダリストとなりました。
また、 フィギュアスケート男子では羽生結弦選手(19)が日本の冬季五輪通算10個目、フィギュア男子では初となる金メダルを獲得するなど、連日各選手の熱戦の模様が伝えられています。
そんな中、冬季五輪7大会連続出場の「レジェンド」葛西紀明選手(41)が、ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒルで銀メダルを獲得しました。
本当におめでとうございます。
葛西選手の41歳254日でのメダル獲得は、ジャンプの五輪メダル最年長記録、かつ冬季五輪における日本選手最年長記録となっています。
これまでのジャンプの五輪メダル最年長記録は、1948年サンモリッツ大会の70メートル級で銀メダルを取ったビルゲル・ルート(ノルウェー)の36歳168日でした。
それにしても、素晴らしいジャンプでした。
決勝1回目に139メートルをマークしたものの、着地でテレマークが決まらず、ポイント差で同じ距離を飛んだストッホ(ポーランド)に次ぐ2位で決勝2回目へ
2回目を30人中29番目で飛んだ2本目は133.5メートルとなり、テレマークも決めました。
ジャンプ終了後に葛西選手の元に駆け寄る日本選手たちが印象的でした。
この時点でトップに立ち、金メダルの期待がかかりましたが、最後に飛んだカミル・ストッホ(ポーランド)に越され2位の銀メダル。ほんの僅かの差でした。
「金メダルを獲って本当の“レジェンド”と呼ばれたかった。金メダルを目指して頑張りたい」
葛西選手の挑戦はまだまだ続きます。
今大会でも、これからラージヒル団体戦の競技がありますので、楽しみですね。