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貞昌院では平成15年より太陽光発電設備を運用しており、定期的に太陽光発電の実績値を纏めて精査しています。
毎年年末恒例となりました太陽光発電電力量の集約を行ないました。
2013年までの実績値です。
グラフ中「黄色●」は、「買入ー売電」料金であり、実質貞昌院の電気代として負担している金額です。
ここ数年、夏場の日照時間が長い月にはマイナス(黒字)となっています。
これは、グラフ中に記載しているとおり、東電へ売却する余剰電力量の売電単価がkwhあたり24円⇒48円に、倍額買取になったことが理由です。
次に、月ごとの太陽光発電パネルの生み出す発電電力量をグラフにしてみました。
(上図の緑色棒グラフ部分のみをグラフ化したものです)
今年の夏は、四国の四万十市で最高気温が更新されるなど、日本全体が猛暑に見舞われました。
太陽光発電の実績を見ると、今年の春から初夏にかけての発電量の多さが目立ちます。
発電量は日射量に概ね比例しますから、日射の多い初夏であったことがグラフから読み取れます。
夏の暑さも厳しかったですし、台風による水害も多かった年でした。
熱帯化の進行が懸念されます。
なお、今月末までに、発電した電力量の総量は 59,340Kwh となりました。
単価24円/Kwh換算で 1,424,160円分、
単価48円/Kwh換算で 2,848,320円分の経済効果を生み出したことになります。
太陽光発電パネル設置から10年間の年間発電量の推移がこちらです。
太陽光発電設備の耐用年数は、発電パネルは30年、パワーコンディショナは10~20年とも言われています。
今のところ、設備の劣化は認められません。
メンテナンスに負担がかからないところが、太陽光発電の大きな利点ですね。
太陽光発電設備を設置してから、電力消費についても配慮するようになりました。
特に東日本大震災以降は、節電に心がけています。
東京電力のでんき家計簿で昨年の電力使用量と比較すると、昨年よりも、より節電できているようです。
エネルギーの消費者一人ひとりが、「エネルギー資源が何処からやってくるのか」を知り、エネルギーを大切に使うことを心がけるということは大切なことです。
常に 五観の偈 のこころを忘れないで使いたいものです。
来年以降も定期的に推移を精査していきます。