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貞昌院では平成15年11月より太陽光発電設備を運用しています。
太陽光発電設備から発電された電力は寺院内電力の消費に回され、使い切れなかった余剰電力が東京電力側が購入してくれる仕組みとなっています。
毎年、発電電力量のピークは5月に現われます。
平成25年5月分の電気料金請求書がこちら。
このように、東京電力からの請求予定金額が17,469円、東京電力の購入予定金額が25,248円となっています。
つまり、5月は7,779円の黒字となりました。
黒字額がこれだけ大きな金額になるのは初めてのことです。
基本料金6,825円を加味しての黒字額ですよ、念のため。
振り返ってみればそれだけ日射量が多かったということにもなります。
本当に雨が少ない月でした。
月ごとの発電電力量の推移がこちら。
発電電力量も過去最高を記録しました。
余剰電力量をグラフにしてみると・・・・・
平成25年(2013年)だけ突出しています。
これだけ余剰電力(つまり、貞昌院で使い切れずに東京電力に売った余剰分)が多かったということです。
また、節電につとめた結果も少なからず影響しています。
5月の大幅黒字は、日照時間が長かったこと、そして貞昌院で消費する電力量が少なかったこと、この両者によるものといえます。
経済的にムリをせずに環境貢献できる制度は良いですね。
太陽電力が大幅黒字なんて、素晴らしいですね!!
どの家庭でも実現できれば、日本はもっといい国になれるのに。
せっかく太陽の恵みがふんだんな国なんだから、
活用しないなんて、もったいなやもったいなやです。
黒字の場合は振り込まれるのですか?
それともプールしておいて、赤字の月と相殺?
投稿者 宝船 | 2013年6月 3日 15:36
宝船さん
5月は特に雨が少なかったため日照時間が大幅に延びました。
太陽の恵みをとことん領したいものですね。
東京電力からの入金は、会計上は雑所得としています。
投稿者 kameno | 2013年6月 3日 16:31