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釜石・鵜住居の常楽寺様にほど近い根浜海岸沿いに宝来館があります。
行程の中で、昼食をこちらで戴きました。
こちらも東日本大震災の際には大きな被害を受けました。
しかし、女将さん、従業員の皆さんの努力によって今年1月年初来より再オープンとなりました。
昼食の後、女将さんよりお話を伺いました。
多くの方に足を運んでいただくことが何よりの励みになるということです。
宝来館は海岸線から一段高い位置に建てられているため、津波の避難所に指定されていました。
さらに女将さんは、まだ津波の襲来に気づいていない近所の人たちに避難を呼びかけ、多くの方々を高台に避難誘導しました。
その直後に、津波が襲ってきたのです。
生々しい記録映像がアップロードされていましたのでご紹介します。
震災の記録として貴重な映像です。
生と死を分ける境界はどこにあるのか。
何が生死を分けるのか。
考えさせられます。
行程の中で、稲刈りの光景をたくさん見かけました。
実りの秋。
海産物も農産物も、多くの人の手を経て育てられ、収穫されています。