« 360°パノラマ写真がアツイ! | 最新記事 | 秋の雲 »
貞昌院の太陽光発電設備設置でお世話になったスカイテックの友の会による川崎メガソーラー見学会が行われました。
川崎メガソーラーは東京電力と川崎市による「浮島太陽光発電所」(平成23年8月運転開始)と、東京電力による「扇島太陽光発電所」(平成23年12月運転開始)から成ります。
このうち、浮島太陽光発電所と、発電所に隣接する「かわさきエコ暮らし未来館」の見学をしました。
こちらが「かわさきエコ暮らし未来館」です。
首都高速湾岸線、浮島インターを下りて数分の場所にあり、交通アクセスの便利な場所にあります。
エントランスを入ると、川崎市全域の航空写真が印刷された床が目に飛び込んできます。
手前に見えるのが浮島。浮島ジャンクション付近に紺色の太陽光発電パネルが見えます。
それが「浮島太陽光発電所」です。
まずは3階の研修施設で概要の説明を受け、その後建物の屋上へ。
天気にも恵まれ、遠くまで良く見渡すことができました。
隣接する浮島太陽光発電所を見渡すことができます。
発電所の直ぐ向こうが羽田空港です。
飛行機が頻繁に離発着しています。
並行する2滑走路からの2機同時離陸を楽しむこともできます!
東側を見ると、東京湾アクアラインの風の塔が見えます。
海ほたると反対から見ると、このような形をしているのですね。
このあたりは工場プラントも多いので、夜景はさぞかし綺麗なことでしょう。
いよいよ太陽光発電所の近くに行きます。
はるか彼方まで太陽光発電パネルが続きます。
南向き、角度は10度で設置されています。
工事中、東日本大震災に見舞われましたが、液状化も発生せず、その年に無事運用にこぎつけました。
浮島太陽光発電所は、最大出力7,000kWであり、年間の発電電力量は約740万kWhが見込まれています。
浮島と扇島の両地区で、合計出力約2万kWのメガソーラーとなり、発電量は一般家庭の約5900軒分の年間使用電力量に相当します。
かわさきエコ暮らし未来館には、さまざまな環境展示がなされています。
子ども目線で、特に小学校高学年の児童が楽しみながら学ぶことができるようにさまざまな工夫がなされています。
館内の自動販売機も電力量計が設置されていたり、LED照明、ヒートポンプなど、様々な節電の工夫がされているようです。
どうせなら、ペットボトルではなく、リターナブル瓶にすれば、なお環境に優しいものになるでしょう。
この敷地には、川崎市全域からのゴミが集まる処理場もあり、ゴミの分別作業を見ることもできます。
横浜とはゴミの分別の仕方、出し方が異なりますね。
分別作業の様子も違います。
そして、なんとペットの火葬も行なっているということで、施設の片隅には犬猫慰霊碑がありました。
浮島太陽光発電所 本日(8月28日)の発電記録は 38,619kwh 、一般家庭4,098軒分の電力量だったそうです。
ホームページから発電の実績値を毎日確認することができます。
半日の見学でしたが、とても有意義な見学となりました。
ご丁寧な案内を頂きました「かわさきエコ暮らし未来館」の皆様、ありがとうございました。