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17日(日本時間18日)、女子ワールドカップ決勝がドイツのフランクフルトで行われ、なでしこジャパンがアメリカと対戦した。
初の決勝を戦う日本は、これまで勝利したことのないアメリカを相手に、序盤から決定的なチャンスを作られる。しかし、アメリカは決定機を決めきれず、日本は最後のシーンで守備陣が踏ん張りを見せると、徐々に持ち前のパス回しを展開。大野忍と安藤梢のコンビネーションからアメリカを崩す場面も見られた。
だがアメリカは後半も再三チャンスを作ると69分、カウンターからアレックス・モーガンが決めて待望の先制点を奪う。
後がない日本は途中出場の丸山桂里奈と永里優季が前線から積極的にボールを追うと、右サイドにポジションを移していた川澄奈穂美がボールをカット。パスを受けた永里がクロスボールを丸山へと送り、こぼれ球を宮間あやが押し込んで日本は同点に追いついた。
その後、互いにチャンスを作り出したものの、90分では決着がつかず、勝負は延長戦へ。
そして104分、アメリカは左サイドを崩すと、クロスボールにアビー・ワンバックが頭で合わせて勝ち越しに成功する。しかし日本は117分、宮間のCKに澤穂希が合わせて同点に追いつき、120分間では決着がつかずにPK戦へ突入する。
PK戦では海堀あゆみが3人連続でシュートをストップ。一方、日本は4人が蹴って3人が成功し、女子ワールドカップで初優勝を果たしている。また、澤は通算5得点で、大会単独得点王に輝いている。
(Yahoo!ニュース2011年7月18日)
不屈のなでしこ、観客魅了=ドイツ人も総立ちで応援-サッカー女子W杯
何度引き離されても食らい付くなでしこジャパンには、日本人だけでなくスタジアム全体が魅了された。試合が進むにつれて日本への声援が大きくなり、日本が1点を追う展開となった延長後半からはドイツ人も含めた観客の大半が総立ちで日本を応援。PK戦で勝利を決めると、選手らはピッチで抱き合い、スタンドでは日本人とドイツ人が抱き合って喜びを爆発させる姿も見られた。
表彰式で、主将のMF沢穂希選手がトロフィーを高々と持ち上げた瞬間、スタジアム全体から大歓声が沸き起こり、金色の紙吹雪が舞った。周りの選手たちも笑顔で跳びはねた。
この日の観客は約4万9000人と満員。多くの日本人がスタジアムに駆け付け、「ニッポン!ニッポン!」と声を張り上げて応援し、延長戦終了間際の沢選手の同点ゴールには、地鳴りのような歓声が響き渡った。
試合後、日本イレブンが東日本大震災に対する各国からの復興支援への謝意を示す「世界の友人たち、支援をありがとう」と英語で書かれた横断幕を持ってスタジアムを一周。観客から惜しみない拍手が送られた。
(フランクフルト時事2011/07/18)
なでしこJAPAN
優勝おめでとうございます!
予選リーグB
6月27日 ○2-1 ニュージーランド
7月1日 ○4-0 メキシコ
7月5日 ×0-2 イングランド
準々決勝
7月9日 ○1-0 ドイツ
準決勝
7月13日 ○3-1 スウェーデン
決勝
7月17日 ○2-2 アメリカ (PK戦3-1)
ドイツ・フランクフルトで行われた決勝戦はこれまで勝ったことの無いFIFAランキング1位のアメリカとの対戦となりました。
前半は0対0のまま後半戦へ。
後半アメリカ・モーガンに強烈なシュートで1点を奪われましたが、宮間の同点ゴールで延長戦へ。
延長戦もアメリカに先制されるも、延長後半の澤の見事なゴールで再び同点に追いつきます。
PK戦はGKの海堀がアメリカ1人目のボックスを止め、2人目ロイドも枠を外し3人目のヒースも止めて2-0に。日本4人目の熊谷が決めてPK戦を3-1で見事優勝を決めました!
本当におめでとうございます。
「もうなんか信じられないです。みんな最後まであきらめず、戦った結果が、このような結果だと思います。自分自身も最後まで走り続けましたし、全力を出し切りました。ずっと世界一を目標に戦ってきたので、今日の現実が受け止められないですけど、うれしいです。(ワールドカップ出場は)5回目にしてしっかり結果を残せました。応援ありがとうございました。皆さんの応援が励みになりました。金メダル持って帰ります!」
「日本は傷つき、あまりにたくさんの人が影響を受けました。私たちはそれを変えられないけれども、日本は復活しつつあります。今回は、日本は決してがんばるのを止めないと、国の代表として示すチャンスでした。まるで夢のようで、この経験を日本が一緒に分かち合ってくれればといいと思います」
(澤選手のコメント)
有難うございます!!!