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東日本大震災の発生から1ヶ月。
被災地のとある場所でこの日を迎えることとなりました。
(※正式な要請に基づく災害復興支援です。むやみな現地入りは迷惑になりますのでご注意ください)
詳細はまた追って報告いたしますが、とにかく、地震発生、津波に襲われて以降、この街の時間が部分的にストップしてしまった感があります。
ただひたすら、みんなで力を合わせて泥の掻き出し作業を続けています。
1ヶ月前の地震発生の時刻に合わせて、一旦作業の手を止め、皆で慰霊法要を営みました。
今日居る御寺院様は建物の倒壊は免れたものの、津波に2メートル程の高さまで襲われ、伽藍の内部はかなり大変な状況です。
全員長靴、作業着という姿で本堂で読経しました。
夕方になり、大きな余震が何度か発生しています。かなり大きな揺れが続きました。
安全に注意しながら作業を進めていく予定です。
(しばらくブログの更新は滞るかもしれません)
亀野さん、こんばんは。ご苦労様です。被災地へ行かれたのですか?
今夜、私は現地へボランティア活動に参加された方より、報告を伺いました。阪神地震以上の規模の災害の様子は筆舌も及ばない惨状であったと・・・。呉々も健康に留意され、安全に注意して頑張って下さい。お帰りになられましたらば、お話を伺わせて下さい。
投稿者 ちのしんいち | 2011年4月12日 00:32
遠路、ボランテイア活動にお越しいただきありがとうございます。また、当山でも読経賜りありがとうございます。
近くに居ても、自分のところだけで手いっぱいでなかなかお手伝いなどに行けない我が身を情けなく思っております。昨日の夕方の余震で、また本堂の壁が一部ではありますが、塊となって落ちました。余震の度に修理費用が増えていく感じです。そういう御寺院も多いと思います。
昨日は午後から雨が降り、作業もたいへんだったと思います。震災の際の粉塵もまだ多いと思いますし、足元のガレキにも危険なものも多いと思います。そういうことはわかりきっているとは思いますが、どうぞご注意して作業をお進めください。ご苦労様です。
投稿者 三尺坊 | 2011年4月12日 07:46
ちの様
地震の揺れによる被害よりも、津波による被害の方が遙かに甚大だという印象です。詳細はお会いした時にお話しいたします。
三尺坊さま
このたびは大変お世話になりました。
温かいみそ汁も、ブラジル産のコーヒーもとても美味しかったです。疲れが取れました。
連続して発生した余震で被害が広がったとのこと、心よりお見舞い申し上げます。市内中心部はライフラインがようやく復旧し始めた中での余震、まだまだ心配ですね。
午後からの雨は、まさに涙雨だったのでしょうか。作業は皆協力して進めております。また、今後も継続的に共に作業できる体制を整えたいと考えています。
投稿者 kameno | 2011年4月13日 17:17