進化するカーナビ

13年間乗り続けたタウンエースノアからこの夏に新しいノアに乗換えたのを機に、カーナビも新しくなりました。
これまで使っていたナビがパイオニアの楽ナビだったということで、新しいナビも楽ナビへ。

それにしてもこの世界の進化は凄まじいですね。
今までがDVDナビだったのですが、今度はHDD+通信+パソコン連携という機能まであり、隔世の感があります。

一番の大きな特徴は「スマートループ」と「プローブ情報システム」です。

車同士が、サーバーを介した通信で走行履歴データ(走行履歴、走行速度)を共有することにより、渋滞情報や駐車場の情報などを全体的にかつ詳細に得ることが出来る仕組みです。

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スマートループとは
クルマ社会において、様々な情報共有を可能とする「プローブ」という仕組み。一台一台のクルマをセンサーとして活用することで、これまで得られなかった膨大な情報を収集し、精度高く全体を把握することを目標とするシステムです。

カロッツェリアの「スマートループ プローブ情報システム」では、「リアルタイムプローブ」に加え「蓄積型プローブ」を活用するハイブリッドプローブを採用。それぞれの情報を相互に最適化し活用することで、ドライブに関わる様々なシチュエーションでの有用な情報提供と新たな価値を実現します。
走行中にそれぞれのクルマからのリアルタイムなデータ収集を実現する「リアルタイムプローブ」。そのとき、その場の状況を共有し、ドライブに活用することが可能です。携帯電話や定額で利用できる専用の通信モジュールなどを用いて接続が可能です。
■アップロードされるデータ
・走行履歴データ(走行履歴、走行速度)


サーバーとの通信には、携帯電話を使う方法がありますが、パイオニアの場合はウイルコムの定額通信(525円~1000円/月)が利用できます。十分おきに双方向通信をするシステムですから、データ通信に強いPHSはもってこいですね。
ウイルコムの通信モジュールを使った場合、カーウィングスでもインターナビでもスマートループでも月1000円程度です。PHSの復権を目指すのなら、やはりこの方面からのアプローチが有効ですね。


さっそく取り付けてみました。

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M-VICSにビーコンVICS。さらにスマートループというライブ情報に加え、渋滞予測データに抜け道データを利用した案内はかなり的確です。渋滞の有無だけでなく平均速度のデータも集約されていることが大きいのでしょう。
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※点線矢印がスマートループによる情報

スマートループは、ホンダのインターナビのフローティングカーシステム(会員数約100万人)とも連携していますので、情報はかなり緻密です。特に都市部で使える機能だと感じます。

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パソコンのブラウザを介して、後で自分の走行データを見ることができます。
どこで急加速・急減速したのか、どのような運転をしたのか、燃費はどうだったのかというデータが蓄積されており、客観的に分析できるのです。
(当然、見ることが出来るのは自分のデータのみです)

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カーナビのみならず様々な分野で活用が期待できます。

投稿者: kameno 日時: 2010年9月30日 09:17

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