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ますます進化するGoogleのサービス。
ここ数年間の進展には目を見張るものがあります。
注目していた『Gmail』から一般電話への通話発信機能Google Voiceがついにアメリカで始まりました。
その通話がサービス開始初日に100万通話を超えたそうです。
米Googleは、Google 公式 Twitter アカウントで、「Gmail」から一般電話へ発信・通話できる新サービスが初日の24時間で100万通話を超えた、とツイートした。
新サービスの米国およびカナダにおける通話利用料は、年内は無料の予定で、その他の国への通話利用料も非常に低い料金で提供される見込み。
Googleが、Gmail にこうした機能を組み込むのは、VoIP サービスをビデオチャットや Eメールなどのソーシャル機能と連携させることで、ユーザーの Google アカウントを Web のハブとして、より強固なものにする戦略の一環とも考えられる。
(Yahooニュース2010/8/30)
これまでもSkypeなど、インターネット回線を利用した電話サービスはありましたが、専用のソフトをインストールする必要があったりしてSkype-outによる一般電話への通話もある程度限定的でした。
しかし、Googleのサービスは、Gmail のボイスチャットを拡張したもので、インターネットサイトを閲覧できるブラウザさえあれば通話が可能となります。
さらに、一般回線や携帯電話への発信も可能でありますので、双方がパソコンの前で待機する必要もありません。受信する場合には、Google Voice番号により、Gmailアカウント内で通話を受けることができます。
キャリアを変えても番号が変わらないということも魅力ですね。
一般のみならず企業向けにもサービスが展開されるということなので、固定電話や携帯電話の事業者にとっても脅威的な存在となることでしょう。
その料金一覧はこちら
Japan $0.02
Japan - Mobile $0.11
アメリカから日本にかけた場合、固定電話宛には1分間2セント、携帯電話宛でも1分間11セントです。
むちゃくちゃ安いですね。
Googleにとってインターネットを使った通話料収入はかなり少なくなるはずです。
では、Googleはなぜこんな格安でサービスを提供できるのか。
恐らく、Google は、まず、膨大な資金的余裕により初期サービスを展開、そして、将来的にはこのGoogleVoiceが軌道に乗った時点で検索事業の重要項目として位置づけ、検索広告収入から回収することとなるでしょう。
いずれにしても、数年後には通信環境が現在とは一変しているはずです。
さらに関連して、もう一つ注目すべきサービスをご紹介します。
それはGoogleMapプレイスページです。
似たような他企業のサービスとしてNTTのiタウンページがありますが、こちらのほうは掲載料金がライトプランで年間 60,900円、上位検索オプション付きスーパープランで年間438,900円かかります。
しかしながら、GoogleMapプレイスページのほうは無料で利用できるサービスです。
特に登録しなくても、基本情報は既に掲載されています。
これにそれぞれ独自情報を追加することができるのです。
企業や店舗にとっては使わない手はありません。
登録するとGoogleからはこのような葉書が届きます。
・・・ということで、貞昌院のGoogleMapプレイスページはこちら
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