貞昌院快適化計画

昨年秋に客殿のエアコンの入替を行ないました。
二重窓、コルクタイルなどと併せて快適さが向上したのではないかと考えています。

さて、これまで、貞昌院では本堂にはエアコンを入れておりませんでした。
南側に森がありその分気温が低くなること、屋根面と天井の間に広い小屋裏空間があることにより自然の風の流れがあるために真夏でも風がある日であれば爽やかな風が入ってきます。

けれども、無風の日であったり、人が多く参列される場合など、かなり暑くなることも確かで、年配の方には負担がかかっていることも確かです。
また、冬場には灯油ファンヒーターにより暖房を行なっていましたが、火災の心配があること、灯油独特の匂いが発生し空気が汚れるなどの問題もありました。

このたび檀家様より寄進をいただいたこともあり、エアコン導入に宛てさせていただきました。

導入したエアコンは客殿のエアコンと同じ東芝製スーパーパワーエコキューブです。

 

予め、室内機、室外機の設置場所を確認し、適切な設置計画を練ります。

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本堂は、このように大きな小屋裏空間があることにより快適な空間が生み出されています。
配管工事の取り回しも、かなり自由にできました。

それにしても曲がった材木を自在に組み込んでいることに感心します。
昔の宮大工さんは本当に凄い。

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運び込まれた室内機ユニット。
大きく見えますが、重量は25キロ程度。
以前付いていた照明の重量よりもずっと軽いものです。


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大工さんに作っていただいた枠に室内機をはめ込みます。
パネルも天井の色に合わせてベージュ色とし、伝統的な天井にマッチするように仕上げていただきました。

 

エアコン屋さん、電気屋さん、大工さんの手際よいチームワークにより一日で工事が完成いたしました。
極端に暑い日、寒い日、そしてそれ以外の日でも補助的な空調設備として今後活躍してくれることでしょう。

お参りの際には是非ご体感ください。


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投稿者: kameno 日時: 2010年7月 9日 08:32

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