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昨日のエントリー、数値地図5mメッシュ(標高)でさまざまな場所を訪ねてみます。
東京区部の山手地区をみると、渋谷、四谷、市谷、千駄ヶ谷・・・谷の付く地名は地形的にも「谷」であることが良くわかります。
これだけ坂が多いいと「全力坂」の走り甲斐がありますね。
対し、隅田川と江戸川に挟まれた地域には東京ゼロメートル地帯が広がっています。
皇居周辺。
江戸城の構造が良くわかります。
旧東海道でもある銀座中央通が、元来半島部分の緩やかな尾根筋にあることがわかります。
銀座の両側は海でした。
銀座中央通から有楽町のJRガード下への微妙な坂が、ブラタモリでタモリが命名した「前島坂」です。
こちらは世田谷区の等々力渓谷付近です。
多摩川沿いに河岸段丘があり、そこに渓谷が刻まれています。
等々力渓谷の左に見える「ステッキ」状の筋は、第三京浜玉川インターです。
徐々に南下してみます。
横浜市中区、西区、南区のあたりです。
横浜駅西に広がる「平沼」、伊勢佐木町の近辺がかつて海であったことがわかります。
⇒関連ブログ 地図から見える中華街・象の鼻
保土ヶ谷区・境木付近。
東海道線が敷設された時代、様々なルートが検討されましたが、結局保土ヶ谷から武相国境・境木をトンネルで貫き戸塚に抜けるルートが採用されました。
境木のトンネルはJRで一番古い現役トンネルということです。
最後に上永谷付近を見てみます。
環状2号線から舞岡にかけて、丘陵の様子とその丘陵を刻む永谷平戸川の地形の様子が良くわかります。
最近、上永谷配水池が稼動を始めました。
丸山台、野庭周辺地区の水道圧力を補うことが目的です。
水道配水池は、このように水圧を維持するために標高の高い場所に設置します。