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地区民児協一泊研修として箱根に行ってきました。
小田急ロマンスカーには初めて乗車。なかなか快適です。
車窓の新緑も鮮やかです
何箇所かの福祉施設を訪問しました。
その中の一つ、入生田にある軽費老人ホーム「箱根山荘」。
「軽費」という施設はあまり知名度がないようですが、簡単に言うとお年寄り向けの食事つきアパートです。
軽費老人ホームとは、「軽費」、すなわち自治体の助成を受けることで少ない自己負担で入居できる施設です。
軽費老人ホームには、食事付きのA型、自炊のB型、ケアハウス(C型)の3形態があり、A型は家庭の事情などで家族との同居が困難な人、身寄りのない人が入居できる施設です。
入居資格・居住権の種類
60歳以上(夫婦であればどちらかが60歳以上)の身寄りがないか家族との同居が困難な人で、自立した人が対象になります。A型は所得制限あり(月収34万円以下)、B型は自炊できる健康状態であること。
サービス内容
入浴、相談、緊急時の対応等。A型は食事サービスあり。入居資格が自立ですので、介護度が重くなれば退居を考えることになります。
※軽費老人ホームはここ15年以上ほとんど新規開設はなく、現在ある施設を更新しながら維持しているという現状にあります。
経済的な問題に加え、老人虐待問題など、それぞれ複雑な事情を抱えて入居される方も増加しているそうです。
さらに、介護保険の生み出す弊害などさまざまな話題について論議されました。
施設の皆様には貴重な時間を割いていただき現地研修の場を提供いただきましたことに感謝いたします。
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