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貞昌院の客殿は、昭和40年代前半に建てられた鉄筋コンクリート陸屋根の建物です。
既に40年以上経過しています。
屋上防水シートがかなり経年劣化してしまっているため、このたび防水工事を行なうこととなりました。
幾つかある工法、施工会社の中で、今回はサンタックIBシートと機械固定工法・接着工法を選定させていただきました。
この工法は高品質・高耐久性が特徴で、防水業界でも定評があります。
また、難燃性能が高く、カラスなどの鳥害にも強いものです。
従来の防水シートに比べて2倍以上(20年)の耐候性をもつことが最大の特徴です。
下写真は昨年末に現状調査をしている様子です。
製造工場から直接担当者にお越しいただきました。
施工単価は既存シート撤去を含め、トータルで8000円/m2ほどとなります。
施工全体面積は約70m2ですから工事金額は約60万円ですね。
伽藍の維持にはそれなりの経費が掛かるものです。
けれどもきちんと維持管理しておけば永く永く使えるものでもあります。
本日より施工実施となりました。