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貞昌院の裏山、天神山からは、彼岸の期間にダイヤモンド富士を見ることができます。
春彼岸=彼岸の入り前途
秋彼岸=彼岸の明け前後
今年、春彼岸の入り(3月17日)にはこのような見事なダイヤモンド富士となりました。
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では、まもなく訪れる秋彼岸ではどうでしょうか。
早速、シミュレーションソフト『カシミール』で計算してみました。
天神山は
北緯 35度24分10.33秒
東経139度34分13.49秒
ですから、これを元に計算してみます。
結果、9月26日=彼岸明けの日に太陽が富士山山頂に沈むことがわかりました。
どうぞ、彼岸のお墓参りの際にはダイヤモンド富士もお楽しみください。
墓地では定期草刈作業が行なわれており、皆さまのお参りの準備も進められています。
港南区を通る武相国境の南端、七曲付近では9月21日にダイヤモンド富士がみられます。
■追記
計算してみると、ちょっと面白い現象が彼岸の入りの2日前、9月18日に見られることがわかりました。
月齢29の細い細い月が富士山の山頂に沈むパール富士(正確にはパール富士は満月の現象です)が、ダイヤモンド富士の数日前に観測できます。
ダイヤモンド富士の近辺の日にパール富士が見られるということは、富士山近辺に月と太陽が並んで沈んでいくということを意味します。
なかなか見ごたえのある天体ショーとなるのではないでしょうか。
見ることができるのは、港南区では南端の日野南近辺となります。
(それ以外の場所では、月が富士山頂からずれてしまいます)
もちろん、晴れなければ見ることは出来ません。
晴れたらいいですね。
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