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気象庁は、今年2009年関東甲信地方の梅雨が 7月14日に明けたとみられる と発表しました。
これは平年より6日早く、昨年と比べて5日早いとのことです。
しかし、梅雨明け発表から今日まで雨の日が多かったように感じます。
そもそも、梅雨はその前後の時期と比べて雨が多くなるために日照が少なくなる季節現象です。
したがって、日照時間を毎日記録して精査すれば梅雨明けの時期が概ね判ります。
貞昌院の太陽光発電設備の生み出す電力量は、日照時間と相関関係にありますから、発電量の累計をグラフ化すると一目となります。
さっそくグラフで見てみましょう。
グラフの中の★印が、気象庁発表の梅雨明けの日です。
(2009年は速報)
このグラフから見ると、やはり7月14日が梅雨明けというのは、横浜について言えば早すぎるということが言えそうです。
おそらく、8月後半から9月前半あたりに梅雨明け日の訂正が発表されると思いますので、その発表を待って比較してみましょう。
太陽光発電量のグラフから判断するに、7月25日前後を境にグラフの傾きが大きくなっていますので、このあたりが梅雨明けと判断してよいのではないかと思います。
> kameno先生
訂正すべきだと思いますね。
今年、東京の檀家さんの棚経周りをしていたら、皆さん「今年は雷鳴ってないから、まだ梅雨明けじゃない」と自信を持って仰っていました。そういう経験則はとても大事です。無論、科学のデータも大切です。気象予報は自然が相手、こういう両方の良いところを取り混ぜて行われるべきだと思います。
投稿者 tenjin95 | 2009年8月 3日 06:56
tenjin95さん
棚経お疲れ様です。棚経で外を廻ると自然の変化というのは如実にわかりますね。
こちらでは、鶯や蝉の鳴き声の変化で梅雨明けがわかります。
そのほか境内の姥百合、山百合、虫たち・・・・
自然は正直ですね。
梅雨の降雨もだんだんと熱帯化(まるでスコールのように局地的に大量に降る)して来ていますので、ますます判断しづらくなっているのでしょう。
後でデータを見直して、ああ、やっぱりこのあたりが梅雨明けだったんだなぁ・・・と訂正することになりそうです。
投稿者 kameno | 2009年8月 3日 08:38
kameno様
梅雨明けは日照時間によって発表されるんですね。なるほどそうですね!分かりやすい説明でありがとうございました。
今まで蝉が鳴くと梅雨明けかなーーーなんて思っていましたが、早くから蝉が鳴いています。赤トンボも先週一匹ですが、見ましたよ。今日は、梅雨が明けたように爽やかです。朝顔,ふうせんかつらのカーテンも葉ばかりが大きく育っています。
投稿者 ゼラニウム | 2009年8月 3日 11:19
ゼラニウムさん
>梅雨明けは日照時間によって発表されるんですね
いえ、気象庁では梅雨前線の位置から梅雨明け「梅雨が空けた見込み」という発表を速報で伝え、後日気象データから「やっぱり違いました」というように訂正しています。
貞昌院では太陽光発電パネル発電量により毎日の日照時間がわかりますから、今年の気象庁の発表は後で訂正されるだろうというのが記事の主旨です。
自然は正直ですから、仰るとおりセミやトンボなどのほうが気象庁職員よりもよっぽど正確に梅雨明けを告げてくれるのでしょうね。
緑のカーテンも素敵ですね。
投稿者 kameno | 2009年8月 3日 12:18