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関東・東海・関西から九州へ直通する唯一のブルートレイン「富士・はやぶさ」。
ついに今日、最終列車出発の日を迎えました。
思えば子どものころから現在の東戸塚の近辺まで自転車でよく見に行ったものす。
これに乗っていつか終点まで行ってみたい・・・・・・といつも思っていたものでした。
撮影は1977年です。
写真を撮影した場所は現在の横須賀線東戸塚駅から東京よりに100mほど行った所にあった踏切。
当時このあたりは野っ原と山ばかりで何もありませんでした。
今朝(3月13日)、かつて撮影した近辺に行ってみました。
この姿を見られるのも今日、明日限りです。
この列車が東京に到着し、折り返し今日の夕方に最終列車として大分・熊本へラストランの旅に出発します。
きっと東京駅は大変な人でごった返すことでしょう。
「富士」最終列車チケット 10秒で完売春のダイヤ改正で廃止される寝台特急はやぶさ(東京―熊本)と富士(東京―大分)の最終列車(三月十三日)のチケット販売が十三日午前十時から全国のみどりの窓口で始まり、わずか約十秒で完売した。
青い客車の寝台特急“ブルートレイン”は近年、乗客減で廃止が相次ぎ、両特急の廃止で東京駅発着のブルトレは姿を消す。
ラストランは三月十三日午後に熊本、大分をそれぞれ出発する上りと、同日夜東京発の下りで、定員計六百四十人。前日までの列車も満席に近い状態が続いているという。あるJR関係者は「これだけの人気が続けば廃止されなかったのでは」と苦笑い。
(2009年02月13日 大分合同新聞社)
最終列車のチケットは僅か10秒で完売となったそうです。
まさにプラチナチケットですね。
「富士・はやぶさ」・・・・そして東海道線を駆け抜けていったたくさんのブルートレインたち
本当にお疲れ様でした。
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北斗星の乗車券は入手困難で有名らしいですし、オリエント急行ほど豪華でなくても良いですから、ゆったりとした時間を過ごす、そのような選択肢も残しておいて欲しいですね。
犬の世話に追われて外泊もできない私には、夢のまた夢の話ですが。
投稿者 うさじい | 2009年3月14日 16:29
うさじい様
>北斗星の乗車券は入手困難で有名らしいですし、オリエント急行ほど豪華でなくても良いですから、ゆったりとした時間を過ごす、そのような選択肢も残しておいて欲しいですね。
まさにそうですね。
ゆとりのある旅が出来るような選択肢も増えていって欲しいところです。移動そのものを楽しむこともまた旅の醍醐味だと思います。
とはいえ、私も最近はゆったりした旅をすることが出来なくなりました。残念です。
ゆったりとした旅といえば、船旅がありますけれど、高速道路料金の値下げによってこちらも大打撃を受けそうです。
投稿者 kameno | 2009年3月14日 19:48