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横浜港開港120周年行事として、1980年(昭和55年)6月13-15日に高島線の東横浜?山下埠頭間を三往復したSL
(kameno撮影)
このような横浜で撮影した写真をお持ちの方はたくさんいらっしゃると思います。
それこそ何百万枚何千万枚あるか見当もつかない膨大な数でしょう。
一枚一枚の写真はそれぞれが貴重な記録です。
しかし、それらの多くは各家庭にて保管されており、公の場に出ることはほとんどありません。
そこで、現在幅広く市民に呼びかけ、写真を集め整理し、共有し活用していこうという事業が進行しています。
「みんなでつくる横濱写真アルバム」が始動-150年の歴史をネットで共有
横浜開港150周年を記念して、ウェブ上で市民から横浜の記録写真を集めるアーカイブ事業「みんなでつくる横濱写真アルバム?市民が記録した150年?」が3月2日にスタートする。
同事業は、企業や市民が所蔵している写真画像を、インターネットを通じて広く収集し、共有していくもの。横浜の歴史や文化、経済や産業、地域の発展、市民の生活文化などを写した写真を掘り起こし、有効な活用がなされる永続的なアーカイブ作りを目指している。個人のスナップから市史的意義のある写真まで、簡単な操作で閲覧・投稿ができ、画面上で共有できる。画像投稿とともに撮影日時、コメントなどが記入でき、キーワード検索で写真を探し出すこともできる。また、投稿された写真をもとに、8月に象の鼻地区で写真展の開催も予定されている。
主催する「横浜写真アーカイブ実行委員会」(小此木歌藏委員長)は2008年8月に発足。横浜商工会議所、横浜市開港150周年協会、横浜港振興協会、横浜市で構成される。写真の収集支援や広報などを、開港150周年の事業への市民参加を呼びかける「Y150プラットホーム推進委員会」(山崎洋子委員長)が担う。同実行委の小此木委員長は「150年という歴史を学び、感謝し、将来へ引き継いで行くことを考えています。家庭に眠っている写真を掘り起こし、150年という年を市民自らの形で迎えたいと思っています」と話す。
9月の投稿受付終了までの想定収集枚数は15,000枚。2月23日には、保土ヶ谷区のほどがや地区センターで、市民からの投稿を呼びかける「ほどがやフォーラム」を、また3月27日には、神奈川地区センターで「かながわフォーラム」を開催する。両日とも17時30分より20時まで、参加費は無料。
また、3月22日には、函館市や沖縄県、山梨県などでデジタルアーカイブ事業などに取り組む団体からゲストを招いて、記念シンポジウムを開催する予定。各フォーラムでは、写真の現物を持ち込むとその場でスキャニングできるコーナーを設ける。問い合わせは横浜写真アーカイブ実行委員会事務局(TEL 045-309-9944、平日10:00-17:00)へ。
このブログをご覧の御寺院様へ 貴重な写真資料は特に寺院に多く残されています。 次世代に引き継ぐために写真提供のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 |
⇒ 「みんなでつくる横濱写真アルバム?市民が記録した150年?」 公式サイト
実施主体:横浜写真アーカイブ実行委員会(横浜商工会議所、財団法人横浜開港150周年協会、社団法人横浜港振興協会、横浜市)
運営主体:Y150市民参加プラットホーム推進委員会
協力:横浜市民メディア連絡会
運営事務局:「みんなでつくる横濱写真アルバム」事務局(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ内)
・・・・・・・・で、3月22日(日)に「記念シンポジウム」が開催されることになり、その場にて私も発表を行うことになりました。
テーマは「街の歴史の再発見と次代への継承」です。
「みんなでつくる横濱写真アルバム?市民が記録した150年?」記念シンポジウム
<開催趣旨>
横浜開港150周年記念事業「みんなでつくる横濱写真アルバム?市民が記録した150 年?」の趣旨・意義を広め、多くの市民に参加を呼び掛けるため、記念シンポジウムを開催します。
全国各地で展開されている、「写真」を題材とした市民参加型プロジェクトの先進事例もご紹介します。ふるってご参加ください。
当日は、スキャニングコーナーを設置いたします。
本WEB サイトへの投稿に際してデジタル化したい写真がありましたらご持参ください。アルバムの場合は対応ができかねますので、あらかじめご了承ください。
<開催日時>
2009年3月22日(日) 13:30?17:00(含む休憩10分)
<開催場所>
BankART1929 Yokohama (3Fスペース)
〒231-8315 横浜市中区本町6-50-1
TEL:045-663-2812
横浜みなとみらい線「馬車道駅」 1b出口
(野毛・桜木町口(アイランドタワー連絡口)
JR・市営地下鉄「桜木町駅」徒歩5分
JR・市営地下鉄「関内駅」徒歩7分
<テーマ>
街の歴史の再発見と次代への継承
<プログラム>
13:30 開会あいさつ
小此木歌藏氏(横浜写真アーカイブ実行委員会委員長)
山崎洋子氏(Y150市民参加プラットホーム推進委員会委員長)
川口良一氏(横浜市開港150周年・創造都市事業本部長)
13:45基調講演
◆「記録されたものしか記憶されない―庶民の暮らしを撮った
民俗学者・宮本常一の足跡と業績ー」
佐野眞一氏(ノンフィクション作家)
14:30
◆横浜におけるデジタルアーカイブの取り組み
「みんなでつくる横濱写真アルバム?市民が記録した150年?」
和田昌樹氏(横浜写真アーカイブ実行委員会企画部会委員、桜美林大学准教授)
◆「IT技法を活用した港南郷土史のデジタルアーカイブ」
亀野哲也 (貞昌院副住職)
◆「モボ・モガを探せ?BankART1929の取り組み」
渡邉曜 氏(BankART1929)
15:25 他都市におけるデジタルアーカイブの事例報告
◆事例報告1【Hakodadigital:地域の記憶の情報化】
川嶋稔夫氏(函館マルチメディア推進協議会会長、公立はこだて未来大学大学院教授)
◆事例報告2【「琉球フォトセッション:「写真」と「もの語り」のコラボレーション」
垂見健吾氏(NPO法人ちゅらしまフォトミュージアム代表)
◆事例報告3【市民の市民による市民のためのデジタルアーカイブ】(予定)
丸山高弘氏(NPO法人地域資料デジタル化研究会副理事長)
16:10 フリーディスカッション
◆「市民生活の記録と記憶?写真、その魅力」
パネリスト:佐野氏、亀野、渡邉氏、川嶋氏、垂見氏、小林氏
コーディネーター:和田昌樹氏
(横浜写真アーカイブ実行委員会企画部会委員、桜美林大学准教授)
□問い合わせ
「みんなでつくる横濱写真アルバム」事務局
TEL 045-309-9944(平日10:00-17:00)
info@yokohama-album.jp
■追記