土曜塾講座@貞昌院

土曜塾講座が貞昌院で開催されました。


平成21年1月17日(土)9時より
土曜塾講座
ナビゲータ 貞昌院副住職 亀野哲也
会場 貞昌院


今回は、塾に参加されている方の他に、地元小学校の校長先生をはじめ、先生方、親子、子どもたちも参加され、合計30人を超える参加を戴きました。

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土曜日ということもあり、法事の合間での開催となってしまい、参加いただいた方には少し急がせてしまった感がありました。
もう少しゆったり時間が取れるように工夫したいと思います。


■神奈川県の地形図をカシミール3D+日本高密度メッシュ標高セットで作成してみました。
これを元に武蔵国、相模国の境界(武相国境)と、古代交通路がどのように形成されて行ったかを見てみます。

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上の図にさらに『相模国の国府について』(大磯町史研究)に掲載されている武蔵国・相模国の古代交通路を合成してみました。(下の図)

武相国境は緑一点鎖線で表示されています。
店屋駅よりも西側は境川により、東側は分水嶺により境界が引かれていることが特徴です。
分水嶺とは、雨水がどちらに流れるのかという流域の境界です。
つまり、武蔵側に降り注いだ雨は東京湾に流れ込み、相模側に降った雨は相模湾に流れます。
逆に言うと、その堺となる分水嶺が武相国境なのです。

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もう少し拡大してみると、そのことが良く分かります。(下図)
港南区を通る武相国境線は青実線で表示しています。
この線は、明治20年発行参謀本部測量部発行「戸塚駅」に記載されている武相国境線を抜き出して、カシミール3Dで作った地形図+国土地理院電子国土地図に重ねてみました。
緑色?灰色の部分が標高の低い部分です。
降った雨がどのように流れていくかを辿ってみてください。
青い線より東側に降った雨は大岡川を流れて東京湾へ
西側に降った雨は永谷川、あるいは鼬川を流れて柏尾川?相模湾へ流れることが良く分かると思います。

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港南区は、この武相国境線が縦に横断し、武蔵国、相模国の両面の性格をもつ区であるのです。



昨年12月20日の講座がタウンニュースに紹介されました。

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■今後の講座の予定

皆さまのご参加をお待ちいたしております。

映像(写真)でみる港南区の歴史

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日 時 :2月28日(土) 午後2時から4時
会 場 :港南図書館 2階会議室
講 師 :亀野 哲也(貞昌院副住職)
参加費:無 料
定 員 :先着40人

申込み:2月12日(木)午前9時30分から
図書館カウンター、または電話(841-5577)、FAX(841-5725)

その昔、港南区には海の入り江が深く入り込んでいました。
鎌倉に近いこの地には中世の歴史の痕跡が沢山あります。
文化の異なる「武蔵の国」「相模の国」に分れていました。
港南区の生い立ちを判り易く映像で説明します。

投稿者: kameno 日時: 2009年1月17日 23:14

コメント: 土曜塾講座@貞昌院

亀野さん、2月28日(土)の映像を活用したリアリティ-に富んだ講話を今から楽しみにしています。

投稿者 ちのしんいち | 2009年1月18日 14:08

ちの様

実験的なことも含めて、視覚的に分かりやすい資料を作ってみたいと思います。
2月28日はよろしくお願いいたします。

投稿者 kameno | 2009年1月19日 00:39

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