« 富士に沈む三日月 | 最新記事 | 箱根駅伝応援記(10区) »
第85回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)復路がスタートしました。
前日に柏原の驚異的な走りにより歴史的大逆転をとげ往路初優勝を飾った東洋大から順次芦ノ湖をスタート。早稲田が22秒差で追いかけます。
今年は首位から21位の東海大まで10分間以内でのスタートという混戦模様となり、そのなかから一歩抜き出て終始首位争いを繰り広げたの東洋大と早稲田大。最後まで目の離せない展開となりました。
今年は9区の戸塚中継所から2キロの地点・不動坂での応援です。
手前8区の影取では首位の東洋・千葉と二位の早稲田・中島との差は23秒差です。
この差をどれだけ縮めることができるでしょうか。
・・・そしていよいよやってきました!
戸塚中継所で中島から襷を受け取った9区・朝日が首位の東洋・大津に僅か10秒までに迫っています!
<※記事下部に追記>
以下、各選手の写真をUPしていきます。
復路9区 不動坂付近 通過順
8 中央大学 平川信彦
8 日本大学 笹谷拓磨
8 帝京大学 前川剛己
17 神奈川大学 小出健一郎
17 順天堂大学 仲田篤孝
17 拓殖大学 西 仁史
早稲田はなかなか首位の東洋に追いつくことができません。
それどころか、この後権太坂の登りからじりじりと差を広げられてしまっています。
山下りの6区。追ってくる早大は昨年ここで区間賞の加藤。東洋大の2年の富永は「1分までなら負けてもいい」と指示された。逆転はされたが、食い下がって18秒差で7区へ。早大は目算がはずれ、東洋大は波に乗った。
いい流れを、残る4人が途切れさせなかった。7区で詰め、8区で逆転。
そして9区の駆け引きは巧みだった。 追う早大・朝日が迫り、45秒差がみるみる詰まった。東洋大・大津はなおゆったり走る。区間全体の3分の1もいかないのに一時は5秒差になった。
「わざと遅く入らせた」と佐藤監督代行。23.2キロの長丁場だというのも理由だが、「一度引き寄せてから、引き離した」。その方が追う選手により強いダメージを与えられる。いわばカウンターパンチだ。
効果は抜群。10区に渡す時に差は1分26秒に広がり、勝負は決した。
(朝日新聞記事より引用、下線はkameno)
差が詰まって見えたのは、東洋の巧みな駆引きだったようです。
まさにその9区前半を目の当たりにしていたのでした。
この区間では、駒澤大学・池田もシード圏確保に向けて上位チームを必死に追い上げています。
いてもたってもいられません。
ということで、10区ゴール付近へ最後の応援のため移動!