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知覧には、「薩摩の小京都」と称えられる武家屋敷群があります。
国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、7つの庭園は国の「名勝」に指定されています。
7庭園のうち、森重堅氏邸庭園は築山泉水式庭園で、他の6庭園は枯山水式庭園です。
まずは綺麗に切石され積まれた石垣と、槙などの見事な生垣の見事さに圧倒されます。
この武家屋敷群は、16代島津久達から18代島津久峰の時代に造られたものです。
知覧城を中心に形成された石垣には、沖縄に見られる石敢當や屏風岩など琉球文化の影響も見ることができます。
なんと、樋に竹が使われています。
とても珍しいものです。
殿様専用の玄関に続く飛び石。
薩摩では、さらに玄関が「男玄関」「女玄関」と厳密に分けられておりました。
男尊女卑が強いと言われる薩摩の一端を垣間見ることが出来ます。
庭土が白いのは、シラスを使っているからです。
南国ならではの植木。
(左)でぃご (右)バナナ
それにしても、不届き者は何処にでもいるものです。
きっと今頃は「ゴッツイ処罰」が下っていることでしょう。
町並みを見守るお地蔵さん。
表情がいいですね。
心を和ませてくれます。