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アオサギが本堂の屋根の上にとまりました。
じ?っと周りの様子を伺っています。
恐らくアオサギの目的は眼下にある池の鯉でしょう。
こちらとしても鯉が食べられてしまっては堪りませんから池の上にワイヤーを張っています。
アオサギは、「アオ」なのに青くありませんね。
ここに私たちの色彩感覚の原点を見ることができます。
古来の色彩表現は、「明(あか)、暗(くろ)、顕(しろ)、漠(あお)」の4つしかありませんでした。
漠(あお)は、白から黒までの中間色を含む広い範囲の色をさします。
いろいろな例を調べてピックアップしてみると
・中国の故事成語の「青牛」は黒に近い灰色の牛
・正月の慶事として行われる「青馬を見る」儀の「青馬」は芦毛馬
・ヨーロッパの家畜「青牛(Bleue du Nord)」は、灰色
というような具合になります。
この基本的な色の概念が世界共通であるということも興味深いことです。
そんなことを考えているうちに、アオサギは、どこかに飛んで行ってしまいました。
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kameno様
貞昌院様の屋根にまで来るんですね!!
当方の裏に流れる川にはいつもサギがいます。
その光景が私は大好きです。
川が氾濫したときは木の上にいましたよ。
投稿者 ゼラニウム | 2008年10月28日 08:46
kameno様
昔の色の表現のくだり、とても興味深いので自分でも
調べてみようと思いました。
数々のお写真、とても綺麗ですね。
投稿者 美香 | 2008年10月28日 13:53
貞昌院さんにもアオサギが行きますか。
同じ個体かどうかわかりませんが、この2,3年、春先からうちにも毎朝のようにアオサギが一羽飛来します。
鯉の餌を狙っているのか、蛙や金魚、鯉を狙っているのか、じっと瞑目している姿はサムライのような雰囲気ですね。
投稿者 りんしょう | 2008年10月28日 15:34
ゼラニウムさん
川の魚を狙っているのでしょうか。サギの堂々とした姿は本当に美しいですね。
美香さん
コメントありがとうございます。
このように折に触れて写真を撮ってアップロードしています。
色名の表現は調べれば調べるほど奥が深いです。是非楽しんでください。
りんしょう様
おそらく同じ個体か血縁関係があるのでじゃないでしょうか。
かなり広い範囲を飛び回っているようです。
魚の気配を感じると一気に川面に突っ込んでいくのでしょうね。
投稿者 kameno | 2008年10月29日 08:56