共生社会をめざして

「共生社会をめざして」 ?環境・平和・開発・ボランティア?

これは、9月18日に発行された週刊仏教タイムス(発行・仏教タイムス社)最新号のテーマです。
各宗派、各寺院の共生社会をめざした取組みが紹介されていますが、その中に、貞昌院の環境への取組みが紹介されました。
今日は秋彼岸の入り。
墓地から太陽光発電パネルがよく見渡せます。

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貞昌院の太陽光発電につきましては、ホームページや当ブログなどで紹介してきておりますので、詳細につきましては右フレームの「環境」カテゴリーをクリックし、ご参照くださればと存じます。
 


それにしても、それぞれが方針をしっかりと掲げ、着実に実績を重ねている実践活動はとても参考になります。
仏教タイムスは、恐らく宗教関係者に購読者が偏っており、一般の方があまり目にしないと思われますが、是非、皆様にも「共生社会をめざす」仏教界の取組みを知って欲しいものです。


 
貞昌院の紹介記事の直ぐ上の段に、天台宗の一隅運動として、「内モンゴルに植林開始」という実践の紹介がされています。
これはNPO法人と協働で、内モンゴル自治区へ昨年、早柳1,000本、楊柴4,000本、今年は早柳1,000本、楊柴100,000本、サジー10,000本植樹したというものです。
砂漠に緑を。素晴らしい実践です。

 
これと同様の活動を、SOTO禅インターナショナル (SZI)でも行っています。
SZIでは、創立15周年記念事業として、NPO法人GNCとともに「塔婆供養で植林支援」事業を本年より運用はじめました。
お陰様で、皆様のご理解ご協力をいただき、現在までに20,000本を超える苗木支援が集まっております。
NPO法人と協働の上、責任を持って植樹させていただきます。

共存の森づくりプロジェクトとして、85年、89年、92年、96年の大火災で約70%(32000ha)が被害にあったモンゴルの永久凍土地帯に、森林再生のため植樹されます。
SZIの塔婆供養で植林支援による20,000本分の苗木は、来春(2009年4月下旬?5月初旬)の植林を予定しています。

詳細は後日ご報告いたします。

投稿者: kameno 日時: 2008年9月20日 10:39

コメント: 共生社会をめざして

興味のある分野ですが いざ自分で出来ることとなると
課題は多いです。

 すぐにでも取り組まねばならないことは解ってはいるのですが、今を生き抜かねばならない状況を・・・
 
実現に漕ぎ着けられるよう 大事に記憶させていただきます。
自治体の補助金制度も活用できれば素晴らしいですね。
私の住む市は老人介護には手厚いのですが
若者には厳しい町です。結果 寿命だけが延びてしまう状態で村の空洞化は加速しています。

 情報有り難うございます。

投稿者 ゆ?じ@FreeTibet | 2008年9月20日 22:22

ゆ?じさん
市町村により状況は変わりますね。特に人口流出や高齢化の進んでいる地域ではどのように対応するべきか悩むところだと思います。
若者を回帰させるような政策にも期待したいところです。

投稿者 kameno | 2008年9月22日 11:40

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