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東香山大乗寺は石川県で最も古い曹洞宗寺院です。
山号は別称・椙樹林。
開山は、永平寺第三世・徹通義介禅師(1219?1309)です。
再来年(平成20年)、徹通義介禅師七百回御遠忌を迎えます。
公式サイトには漫画で禅師のご生涯が掲載されています。
このような親しみやすい形での紹介も一案だと思います。
漫画で読める徹通義介禅師の生涯
ヨーロッパの禅の布教に大きな役割を果たした弟子丸泰仙師(1914-1982)がパリで活動を始めてから3年後の1973年に、当時の一番弟子であったAlain Cassan 仙龍氏から土地建物の寄進を受け、フランス・アバロンの地に大乗禅寺を開設します。
その名前のもととなったのがこの大乗寺でした。
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蛇足ですが、周防監督の映画 『ファンシイダンス』は、大乗寺にて撮影されたものです。
参道の石仏には一つ一つ数珠が掛けられていました。