« 港南の歴史伝承にむけて | 最新記事 | 總持寺祖院門前の蕎麦屋さん »
地元の僧侶研修組織の仲間で石川県方面へ参拝旅行に来ております。
今年3月25日9時42分ごろ発生した能登半島地震は石川県輪島市を中心に大きな被害をもたらしました。
被害が集中した石川県輪島市門前町付近には曹洞宗大本山總持寺能登祖院をはじめ、芳春院、興禅寺など名刹も多いところです。
地震発生から半年余りが経過し、着実に復興への道を力強く歩んでいる姿を実感してきました。
地震発生の際に書いたブログ 能登地方で震度6強の地震が発生 の記事中にあった、倒壊した「總持寺祖院参道入口の手水舎」もこのような形で私たちを迎えてくれました。
しかしながら、境内随所にはまだ生々しい震災の爪あとが残されていることも事実です。
9月に開催された ゆめ観音アジアフェスティバル にて行われた托鉢の浄財をお届けさせていただきました。
山門には多数の瓦寄進が寄せられています。
伽藍の修復には十数年の歳月を要するとのことですが、街全体を含めた一日も早い復興を祈念いたします。