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坐蒲棚製作記(前編) の続きの作業を行いました。
約一週間竹を寝かせておいたことになります。
最初の作業は、枝の部分と節を滑らかに削ること。
グラインダを使い丁寧に削っていきます。
この作業が意外と大変で、3時間くらい費やしてしまいました。
引続き、カビと割れの対策を行います。
油抜きについては、「緑色」をできるだけ生かしたいので、それを行わない方法を試してみます。
今回は、防カビ材の含まれた水性ステイン塗料を用いました。
グラインダによる作業と同時進行で、次々と塗っていきます。
切断面および、その内部はカビが生えやすいということで、特に念入りに。
すべての材料に塗布が終わり、乾燥工程に入ります。
(塗料は二度塗りとしました)
ここまでの作業で時間切れとなってしまいました。
塗料を乾燥させてから、次回は組立て作業からスタートです。
ステイン塗布により、どれだけ耐久性が向上したのかは未知の世界ですが、そのあたりのレポートも追ってさせていただく予定です。
坐蒲棚製作記(後編)へ続く
防カビ剤入りのステインですか、考えもしませんでした。
厚さ5ミリ、幅1センチ、長さ8センチくらいの表皮をむいた竹に赤いペンキをスプレーし、これで万全と思っていたのに1年後にカビが中から染み出てきました。
カビが出てくるのは、早くて3ヵ月後遅いと1年後くらいに出てくるようです。防カビ剤入りのステインの効果をお知らせください。
投稿者 usagi | 2007年3月 3日 14:22
usagi様
今回は実験的な要素も多いので、経過を追ってお知らせいたします。
竹の内部(節と節の間)には、塗料が行き届かないので、そのあたりが心配です。
とにかく、梅雨時期が正念場ですね。
投稿者 kameno | 2007年3月 3日 18:12
青竹の清涼とした美しさは座禅のひと時をさらにすばらしいものにしてくれるでしょうね。
ワタシめもこの間ランニングにお不動さんまでいき、誰もいない静かな本堂にちょこっとお邪魔して、お参りと座禅をして見ました。初めてのことだったので少し緊張したんですが、「なにも、とらわれのない心」でしばらくい続けるうちに何だかとてもリラックスしてきてまるで本堂が自分のなつかしい故郷に帰ったみたいな気になりました。お不動さんと向かいあっていると、自分の全部がきちんと整理されていくみたいで、おわったらスッキリしたさわやかな心地でした。
また座りにいってみようと思います。
「座禅」て、いいですね!
投稿者 ゆが | 2007年3月 5日 11:39
ゆがさん
坐蒲棚は、出来上がりましたらまたご紹介します。
坐禅は安楽の法門です。
決して苦行ではないのですから、ゆがさんの坐禅に向かい合うスタイルはとても良いと思います。
是非続けてみてください。
投稿者 kameno | 2007年3月 5日 17:01