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■関連トピックス
新緑鮮やかなみどりの日
境内を掃き掃除すると、2・3日でこの程度の葉が集まります。
最近は法律により焚火も出来なくなり、落ち葉たちは大抵は事業系ごみとして出さなければならなくなりました。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(焼却禁止)
第16条の2 何人も、次に掲げる方法による場合を除き、廃棄物を焼却してはならない。
1.一般廃棄物処理基準、特別管理一般廃棄物処理基準、産業廃棄物処理基準又は特別管理産業廃棄物処理基準に従つて行う廃棄物の焼却
2.他の法令又はこれに基づく処分により行う廃棄物の焼却
3.公益上若しくは社会の慣習上やむを得ない廃棄物の焼却又は周辺地域の生活環境に与える影響が軽微である廃棄物の焼却として政令で定めるもの
そこで、貞昌院では可能な限り事業系ごみとしては出さず、土に還元させるようにしています。
70リットルのゴミ袋一杯に詰まった落ち葉たちを裏山の頂上まで運ぶのは大変ですが、いのちの循環システムを守ることは大切な事だと思うからです。
イチョウの葉は繊維が固く、なかなか土には戻りません。
けれども、土に戻った時には、肉厚で栄養豊富な葉たちは、木々に大きな活力を与えていくことでしょう。
一年前の葉っぱたちは、このように豊かな土になっています。
虫たちもたくさん棲んでいる「生きた」土です。
とてもよい香りがします。
裏庭の池の清流は、この土によって濾過され、保水されて徐々に流れてきます。
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冒頭に【関連トピックス】としてご紹介したのは、今年一年をかけて時々書いてきた『葉っぱのフレディ』のトピックスです。
お話は、これで一段落となります。
フレディは知らなかったのですがーーーー冬が終わると春が来て 雪はとけ水になり
枯れ葉のフレディは その水にまじり
土に溶け込んで 木を育てる力になるのです。
”いのち”は土や根や木の中の 目には見えないところで
新しい葉っぱを生み出そうと 準備をしています。大自然の設計図は 寸分の狂いもなく”いのち”を
変化させつづけているのです。
また 春がめぐってきました。
葉っぱのフレディ(いのちの旅) レオ・バスカーリア作 みらいなな訳 より