地球には煩悩の数ほど表情がある

普段見慣れた地球儀。
それは、地球のほんの一面を表わす模型でしかありません。

陸地には国境線が引かれ、国ごとに色分けされ、都市の名称が書かれています。
けれども、宇宙から見た地球には国境線も赤道も描かれていません。

「ワールドプロセッサー」とは、横浜トリエンナーレ参加アーティスト Ingo Günther による数多くの地球の姿です。
一面的な物の見方に慣れている私たちに、普段気づかない視点や、新鮮な物の見方を提示してくれています。
それぞれの一つ一つが今の地球の現実なのです。

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地球の未来は、希望に満ち溢れているかもしれませんし、逆に絶望的な面もあるかもしれません。
それを決めるのは私たちです。
これから、この地球に対して、何が出来るのかを考えるきっかけにもなります。


写真の地球儀がそれぞれ何を表現しているのか・・・正解は下記をご参照ください。

JAPANESE INTERFACE (no captions)
http://www.kodomo-project.org/worldprocessor/
ENGLISH INTERFACE (with captions)
http://worldprocessor.com/catalog/world/


Ingo Günther

1957年ドイツ生まれ。現在ニューヨーク在住。

アーティスト、ジャーナリストの肩書きを持ち、メディアアートの革新者として多大な影響力を持つ。
世界中に広がる難民の存在から国家の枠組みを超えた仮想共同体をつくろうというプロジェクト「難民共和国」など、ジャーナリズムとアートを結び、国家、テクノロジー、個人、メディアを取り巻く諸問題を可視化する。
世界経済フォーラムにも招かれ、国際外交を研究するなど、グローバルスケールの思考と行動力が特徴である。

横浜トリエンナーレ2005 参加アーティスト。


Worldprocessor 地球108の顔展

主催 九州大学 ユーザーサイエンス機構 子どもプロジェクト
神奈川県立地球市民アースプラザにて

投稿者: kameno 日時: 2006年10月 1日 16:49

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