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前のエントリーで取上げました、ユートピア加賀の郷ですが、併設されていたアミューズメント施設(遊園地)は、現在は見るも無残な姿のまま残されています。
観音像の裏側に遊園地はありました。
駐車場、パターゴルフ場も、雑草がぼうぼうの状態で、照明の柱も折れてしまっています。
遊園地エリアは、建物そのものが、そのまま放置されており、自然崩壊を待つばかりとなってしまっています。
敷地を特に締め切っているわけではないので、いろいろな人が入ってくるのでしょう。
人為的な破壊も顕著に見られます。
「北陸廃物紀行」さんのサイトに紹介されているレポート
http://discoverjunk.cool.ne.jp/haikyotop/Utopia/Amusement%20park/Haunted%20house/index.htm
の頃は、まだかなり原形を保っていたようですが・・・・・上記サイトにあったお化け屋敷の入口にあった「せむし男」の像は、噴水の上に横たわった形で放置されていました。
このようなテーマパークを作るのは構いませんが、経営を放棄した後に放置しているという状況は好ましくありません。
最近は、「廃墟」がブームになっているようですし、このような廃墟を紹介する本も売れているようです。
しかしながら、犯罪の温床となったり、地元への悪い影響もあると思います。
せめて、撤去して更地にすることはできないのでしょうか。
是非、「北陸廃物紀行」さんのサイトをあわせてご参照ください。
http://discoverjunk.cool.ne.jp/haikyotop/Utopia/index.htm
現代の建物は廃墟となると無残なものです。今の建物は建っているときも醜いものが多いですが、廃墟となるとなおさらです。まして宗教を単なる人集めに使ったような施設の崩壊は罰当たりです。廃墟となっても美しいものを設計したいと思います。各遺跡は美しいですが、美しいものだけが残ったともいえます。
投稿者 廣川 明 | 2006年7月24日 12:35
廃墟となっても美しいもの・・・これはなかなか難しいテーマですね。
少なくとも、建物は新築時の外観だけでなく、メンテナンスや経年変化も充分に視野に入れて設計して欲しいものです。
投稿者 kameno | 2006年7月24日 23:50