地蔵菩薩と椿

貞昌院の山門を入って左側にある地蔵菩薩です。
年代の詳細は分かりませんが、六地蔵の他にニ体の小さな地蔵菩薩がまつられています。

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地蔵菩薩は、お釈迦さまの入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩であるとされます。

六道それぞれをお守りくださる地蔵菩薩の像を6体並べて祀る「六地蔵」像が全国各地で見られるのです。

菩薩は如来に次ぐ高い見地に住する仏でありますが、特に地蔵菩薩は「一斉衆生済度の請願を果たさずば、我、菩薩界に戻らじ」との決意でその地位を退し、六道を自らの足で行脚して、幼い子どもなどを救う旅を続けます。

地蔵菩薩は弱い立場の人々を最優先で救済する菩薩である事から、古来より絶大な信仰の対象となり、街道筋や寺院、墓地の入口などに祀られました。

貞昌院の地蔵菩薩像は、比丘形(僧侶の姿)で袈裟をまとい、左手に宝珠、右手に錫杖といった姿をしています。
真新しい帽子と前掛けを纏ってにこやかな表情に見えますね。
毎年、坐禅会に参加されているKさんにより新調していただいているものです。

この時期、境内の花々は少なく、目立つところでは蝋梅と椿くらいでしょうか。

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しかし、枝をよくよく見てみると、つぼみや新芽は確実に膨らんできており、一斉に開く準備をしています。

投稿者: kameno 日時: 2006年1月15日 12:34

コメント: 地蔵菩薩と椿

地蔵菩薩は何時頃何の為に彫られたのか、インドからのルーツと日本の子どもに対するには関係が有るか、なぜ現在は石佛を作られないのか又地蔵菩薩の隣には何故か椿が植えられ、地蔵と椿が何か関係が有るのではと思い探しました。
地蔵に関する文献があらば教えて欲しいです。

投稿者 小西 | 2006年4月11日 16:30

小西さん、コメントありがとうございます。
現在は、大本山總持寺に随喜中のため、回答はもう少しお待ちください。

地蔵菩薩と椿の関係は、四国霊場の、邦治山常福寺・椿堂にヒントがあるかも知れません。
こちらも、帰山した後にご回答させていただきます。

投稿者 kameno | 2006年4月11日 21:57

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