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【ダイヤモンド富士の定義】
■ダイヤモンド富士が、手前の湖面に映って逆さ富士となり、二つのダイヤモンドが輝く状態(元来の定義)
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■富士山頂から太陽が出る瞬間、まるでダイヤモンドが光り輝くような光彩が見られる状態
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■太陽の一部が山頂の一角にさしかかっている状態(広義のダイヤモンド富士)
ということで、今は富士山頂に太陽が輝く状態をダイヤモンド富士ということが一般的になっています。
「ダイヤモンド富士」、高尾山頂から100人が撮影東京都八王子市の高尾山頂(599メートル)で20日、約55キロ離れた富士山の頂に沈む太陽が輝く「ダイヤモンド富士」と呼ばれる現象が見られた。
日の出・日の入りの際に観察できる「ダイヤモンド富士」は、場所によって見える時期が異なり、富士山の東北東にある高尾山からは、冬至前後の20?25日に眺められる。
この日は、雲一つない絶好の撮影日和。午後4時10分ごろ、夕日が富士山頂に重なり、鮮やかにきらめくと、約100人の写真愛好家が一斉にカメラのシャッター音を響かせていた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051220i519.htm
当然ながら、ダイヤモンド富士には、日の出の際に見られるものと、日の入りの際に見られるものの2通りがあります。
富士山の東側の地域では、日の入のダイヤモンド富士になる訳ですね。
では、このダイヤモンド富士、いったい何時に見られるのでしょうか。
パソコンがあれば、カシミールというソフトで簡単にシミュレーションできます。便利ですね。
ということで、ここ港南区上永谷の天神山からのダイヤモンド富士がみられる日時を計算してみました。
天神山は
北緯 35度24分10.33秒
東経139度34分13.49秒
ですから、これを元に来年の日没をシミュレーションしてみます。
2006年3月17日、午後17時34分にみられるはずという結果が出ました。
12月24日のトピックス、上永谷からの富士山の写真に合成してみましょう。
元写真:http://teishoin.net/blog/000316.html
来年の3月17日、晴れていればこのようなダイヤモンド富士が見られるはずです。
■貞昌院の裏山からは、彼岸の入りを迎えるダイヤモンド富士を見ることができることがわかりました。
来年の彼岸の入りは、3月18日。
お彼岸のトリビアも併せてご参照ください。