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臘八攝心も成道会(お釈迦様がさとりを開かれたとされる日)で終わり、最後に五味粥をいただきました。
修行僧などは、坐禅堂から法堂(本堂)に移り、そこで手のひらに五味粥を受けていただくのですが、貞昌院坐禅会においては、通常の行鉢に五味粥をいただくことにしています。
■五味粥(貞昌院版)のレシピ
・昆布で取っただし
・すり白ごま
・くるみ
・煮大豆
・はちみつ
・刻み柚子
なお、道元禅師の、「成道会」に因む上堂については、tenjin95さんがブログで詳細を書かれていますので是非ご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/e/8daf6b1a3bf8e4df46857ae4c251302f
味わいのある「五味粥」ですね。
「五味粥」といえば、本山での思い出がよみがえります。
投稿者 ぜん | 2005年12月 8日 17:19
先ほど参禅会から戻りました。坐禅の後の茶話会では色んな話で盛り上がりました。永平寺で修行した副住職は成道会では小豆粥だったそうです。広辞苑で調べたところ酒粕と味噌で味をつけた物(臘八粥)、インディカ米に牛乳などで味付けした乳粥などお寺さんによって違うのも興味深いです。
投稿者 ikuo | 2005年12月 8日 22:53
ぜんさん、ikuoさん、コメント有難うございます。
本山での五味粥は、ほんの一雫ですけれども、感慨深いものですね。
全国各寺院での五味粥がどのようなものかを調べてみると面白いかもしれません。
投稿者 kameno | 2005年12月 9日 07:06
> kameno先生
リンクをいただきありがとうございました。
拙僧、残念ながら昨日の朝は曇りのために見明星とはなりませんでしたが、なんだか充実した一週間を過ごしました。
取り急ぎ御礼までですが失礼いたします。
投稿者 tenjin95 | 2005年12月 9日 09:30
tenjin95さん、こちらの成道会当日の朝はとてもよく晴れました。
坐禅中に薄明を迎え次第に明るくなっていくというのは気持ちが良いですね。清々しい一日となりました。
投稿者 kameno | 2005年12月10日 10:40