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最近、特にスパムメール(迷惑な無差別メール)が多くなりました。
毎日100通は下らない量が届いています。
このスパムメールについて、シマンテックから調査結果が発表されました。
・インターネットユーザーの6分の1は、1日10通以上のスパムメールを受け取っている
・しかしながらその半分は間違った対策をしている
対象:10才以上のインターネットユーザー1200名
期間:2003年12月下旬から2004年1月上旬
スパムメールの内容
「出会い系サイトの宣伝」が59.1%、以下
「意味不明な外国語のメール」
「わいせつなサイトの宣伝」
「SOHO・在宅ワークなどの宣伝」
「わいせつなビデオ・DVD販売などの宣伝」
の順となっています。
スパムメールに対し、メール拒否のために記述されているURLにアクセスする人が24.6%、メールの宛先に拒否メールを出す人が21.9%もいることが分かりました。とても高い割合ですね。
スパムメールに返信をすると、確実に読まれたということが分かるため、さらにスパムメールが増えるという結果を招きます。
最近は、オンラインストアや様々な認証のためにメールアドレスを使用することが多くなりました。
悪意を持ったサイトだと、そのメールアドレスを業者に転売したりします。
それが次々と業者の手に広がり、数多くのスパムメールが届く原因となるわけです。
困ったものですね。
一つ、おすすめのスパム対策ソフトをご紹介します。
(有名なソフトですのでご存知の方も多いと思いますが)
POPFileというフリーソフトです。
http://popfile.sourceforge.net/
これが、なかなかの優れもので、スパムメールの特徴を学習させていくことにより、メールの振り分けを行っていくものです。
実際に使っていますが、スパムメールがほぼ確実に除去されるようになり、とても快適になりました。
このほか、シマンテックのサイトに具体的なスパムメール対策が列挙されていますので列挙してみます。
■信用できるかどうか判断しづらい店舗や企業、個人などが販売するノートンブランド製品にはご注意ください。
■不審なスパムメールには返信しないでください。返信すると相手にあなたのメールアドレスを教えてしまうことになり、さらに多くのスパムメールが送られてくる事態になりかねません。
■不審なメールや登録の覚えがないメールを受け取った場合、配信停止申し込み用のリンクをクリックしないでください。このようなリンクは配信元がユーザのメールアドレスを確認する手段として使用していることが多いため、クリックしてしまうと、さらに大量のスパムメールが届く結果になります。
■安全でないWebサイトには、クレジットカード情報やその他の個人情報を絶対に送信しないでください。(安全なWebサイトには、オーダーフォームページを表示したときに必ず、Webブラウザ下部のステータスバーに、ロックされた状態の黄色の鍵アイコン、または黄色い枠内にロックされた鍵アイコンが表示されます。)
■スパムメールをフィルタリングあるいは遮断するソフトウェアを使用してください。
■メールアドレスを送信する場合、チャットルーム、インスタントメッセージサービス、インターネットの掲示板やニュースグループを通じて送信することは絶対に避けてください。
■重要なメールアドレスをオンライン登録やe-コマースサイトに使用しないでください。別のフリーメールアドレスを取得し、人目につくような場所ではそのアドレスを使用するようにしてください。
■チェーンメールが届いても他の人に転送しないでください。この種のメールはスパムメールとみなされています。このようなメールは一方的に送られてきて、他の人に転送を強要するものであり、メールサーバーが停止したり、インターネットの通信速度が低下する原因の一つとなっています。
http://www.symantec.com/region/jp/spamwatch/index.htmlシマンテック スパムウオッチ レスポンスセンター
【豆知識】
スパムメールの語源は、イギリスのコメディアン「モンティパイソン」の「スパムスケッチ」というコント。
このコントの中で、「スパム」という言葉を何度も繰り返すという内容のコントですが、そのspamの「a」の部分をのばすと「sperm」(意味はあえて書きませんが)に聞こえるオチだったのが、下品で迷惑なメールにぴったりということで、スパムという名前が定着したそうです。