箱根駅伝観戦記2020年往路2区

第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(令和2年・2020年 往路)

第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)が午前8時にいよいよスタート!
貞昌院に程近い権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。

第96回箱根駅伝は、青山学院大学が往路新記録にて3年ぶり4度目の往路優勝を果たしました。
往路4位の東海大学まで往路新記録となるスピードレースになりました。


「花の2区」の激戦をご覧ください。
■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順、数字は通過順位

 

20200102-0120200102-00
通過1位 早稲田大学 太田智樹
通過2位 東海大学 塩澤稀夕
通過3位 青山学院大学 青山学院大学
通過4位 國學院大學 土方英和

20200102-05
通過5位 創価大学 M.ムイル

20200102-06
通過6位 帝京大学 星 岳

20200102-07
通過7位 中央学院大学 川村悠登

20200102-08
通過8位 日本体育大学 山口和也

20200102-10
通過9位 東洋大学 相澤晃
通過9位 東京国際大学 伊藤達彦

20200102-11
通過11位 駒澤大学 山下一貴

20200102-12
通過12位 明治大学 加藤大誠


20200102-13
通過13位 拓殖大学 R.レメティキ

20200102-14
通過14位 日本大学 C.ドゥング

20200102-15
通過15位 順天堂大学 藤曲寛人
通過16位 筑波大学 金丸逸樹

20200102-16
通過17位 中央大学 川崎新太郎

20200102-17
通過18位 国士舘大学 R.ヴィンセント

20200102-18
通過18位 神奈川大学 北﨑拓矢
通過18位 関東学生連合 山口武

20200102-20
通過21位 法政大学 鎌田航生


箱根駅伝 青学大が3年ぶり4度目の往路優勝

第96回箱根駅伝は2日、往路が行われ、青学大が3年ぶり4度目の往路優勝を果たした。
青学大はトップでたすきを受けた5区(20・8キロ)の飯田貴之(2年、千葉・八千代松陰)が序盤から飛ばした。1分28秒差の3位でたすきを受けた国学院大の浦野雄平(4年、富山商)は区間賞を獲得した昨年以上のペースで追い上げて3キロ付近で2位に浮上するも、先頭とはなかなか差が縮まらない。
宮ノ下の9・3キロ地点で青学大と国学院大は1分22秒差。3位は東海大で先頭と2分16秒差。
後続では、18位でたすきを受けた法大の青木涼真(4年、埼玉・春日部)が力走。一昨年に区間賞を獲得したエースが意地を見せている。
最後は青学大の飯田が突き放し、トップでフィニッシュ。3大会ぶりの往路優勝を果たした。2位は国学院大で1分33秒差。東京国際大は東海大を抜き返して3位に入り、東海大は4位だった。
◇ ◇
4区(20・9キロ)では、首位の東京国際大を2~5位の青学大、国学院大、帝京大、東海大がじりじり追い上げる。青学大の吉田祐也(4年、埼玉・東農大三)が中継所での1分21秒差を詰め、13・8キロで東京国際大の佐伯涼(3年、兵庫・須磨学園)をとらえて首位に再浮上した。
5位の東海大・名取燎太(3年、長野・佐久長聖)が4位の帝京大・岩佐壱誠(4年、徳島科学技術)に追いつき並走。残り5・5キロの酒匂橋で首位青学大と1分35秒差。
青学大の吉田は1時間0分30秒の区間新で首位でたすき渡し。2位東京国際大は1分2秒差。国学院大が1分28秒差の3位。以降は4位東海大1分58秒差、5位帝京大1分59秒差、6位駒大3分15秒差の順で5区の山上りに入った。
◇ ◇
3区(21・4キロ)に入り序盤で青学大の主将鈴木塁人(たかと)(4年、千葉・流通経大柏)が早大の1年生井川龍人(熊本・九州学院)を突き放した。11キロを過ぎて東京国際大のイエゴン・ビンセント(1年、ケニア・チェビルベレク)が青学大を抜いた。青学大の鈴木は迫ってきたビンセントに「お先にどうぞ」のジェスチャー。青学大は19キロ過ぎに国学院大の青木祐人(4年、愛知)に抜かれて3位に。
駒大のルーキー田沢廉(青森山田)も快走。13位でたすきを受け、13キロを過ぎた地点で6人抜き。
東京国際大のビンセントが59分25秒の驚異的な区間記録でトップ。1分21秒差の2位に青学大。一度抜かれた鈴木が粘った。3位に国学院大、4位帝京大、5位東海大、6位駒大の順。駒大の田沢は7人を抜いた。
◇ ◇
往路5区間107・5キロと3日の復路5区間109・6キロで21チームが参加して争われる。前回大会で初優勝した東海大は昨年のメンバーが多く残り、2連覇を狙う。前回5連覇を逃した青学大、11年連続3位以内の東洋大も安定感が光る。10月の出雲を制した国学院大や駒大も勢いがあり、この「5強」を中心に激戦が予想される。
往路3連覇がかかる東洋大は今回も逃げ切りを狙う布陣。学生ナンバーワンの呼び声が高い相沢晃(4年、福島・学法石川)を「花の2区」に起用し、1区には3年連続区間賞を狙う西山和弥(3年、群馬・東農大二)を据えた。国学院大も上り坂の5区には昨年区間賞の浦野雄平(4年、富山商)が控える。
この日の選手変更で青学大は昨年9区区間賞の吉田圭太(3年、広島・世羅)を1区に起用。駒大はルーキーの田沢廉(1年、青森山田)を3区に置いた。
1区(21・3キロ)はハイペースな展開。最初の5キロを14分23秒で入り、10キロ通過は28分48秒。早大の中谷雄飛(2年、長野・佐久長聖)、東海大の鬼塚翔太(4年、福岡・大牟田)らが先頭集団を引っ張った。11キロ過ぎに東洋大の西山が先頭集団から遅れた。
15キロを43分14秒で通過し、昨年より1分以上速いペース。10チームの先頭集団から駒大の中村大聖(4年、埼玉栄)が遅れ始めた。18キロ付近の六郷橋でペースがさらに上がり、国学院大の藤木宏太(2年、北海道栄)が抜け出した。
残り350メートルで創価大の米満怜(4年、福岡・大牟田)が追い抜き、区間賞を獲得。2位が5秒差で国学院大。東海大は10秒差の4位。東洋大は先頭から2分2秒差の14位でエースの相沢にたすきが渡った。
2区(23・1キロ)。先頭だった創価大・ムイル(4年、ケニア・ムンゲソ)、国学院大・土方英和(4年、埼玉栄)、東海大・塩沢稀夕(3年、三重・伊賀白鳳)、日体大・山口和也(4年、広島・世羅)に、2キロすぎで青学大・岸本大紀(1年、新潟・三条)、中央学院大・川村悠登(4年、千葉・中央学院)、早大・太田智樹(4年、静岡・浜松日体)が追いつき、先頭集団は7人になった。
9キロすぎで日体大の山口が遅れ始めて、先頭集団は6人に。後方では、1区で出遅れた東京国際大の伊藤達彦(4年、静岡・浜松商)と東洋大の相沢が並走して、追い上げている。
15キロ地点の前後で中央学院大の川村、創価大のムイルが遅れ、先頭集団は4人に絞られた。23キロ手前で青学大の岸本が抜け出してトップで3区につなぎ、早大、東海大、国学院大と続いた。東洋大の相沢は7位にまで順位を上げた。
朝日新聞 2020/1/2 配信


第96回箱根駅伝 往路順位・結果
1位 青山学院大学5:21:16(往路録)
2位 國學院大學 5:22:49(往路新)
3位 東京国際大学5:24:33(往路新)
4位 東海大学 5:24:38(往路新)
5位 明治大学 5:27:11
6位 帝京大学 5:27:15
7位 創価大学 5:27:34
8位 駒澤大学 5:27:41
9位 早稲田大学 5:28:48
10位 拓殖大学 5:29:08
11位 東洋大学 5:29:15
12位 中央学院大学 5:29:17
13位 中央大学 5:31:40
14位 順天堂大学 5:31:52
15位 日本大学 5:32:53
16位 法政大学 5:33:00
17位 神奈川大学 5:34:11
18位 日本体育大学 5:34:35
OP 関東学生連合 5:34:54
19位 筑波大学 5:37:53
20位 国士舘大学 5:38:37


 

■関連ブログ記事

2019年 箱根駅伝観戦記2019年復路9区
2019年 箱根駅伝観戦記2019年往路2区
2018年 箱根駅伝観戦記2018年復路9区
2018年 箱根駅伝観戦記2018年往路2区
2017年 箱根駅伝観戦記2017年復路10区
2017年 箱根駅伝観戦記2017年復路9区
2017年 箱根駅伝観戦記2017年往路2区
2016年箱根駅伝観戦記2016年復路9-10区
2016年箱根駅伝観戦記2016年往路2区
2015年 箱根駅伝復路観戦記 9・10区
2015年 箱根駅伝往路観戦記 2区
2014年箱根駅伝9・10区観戦記
2014年箱根駅伝2区観戦記
2013年箱根駅伝10区観戦記
2013年箱根駅伝9区観戦記
2013年箱根駅伝2区観戦記
■過去の記録を含めた記事はこちら
箱根駅伝写真レポート

投稿者: kameno 日時: 2020年1月 2日 10:50

コメントを送る