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高雄から新幹線で台北へ。
台北でローカル線に乗り換え、松山駅で下車すると、すぐ目の前に佛光山台北道場があります。
本堂に拝登させていただきました。
本堂には二十四天が祀られ、明日夜間の「供佛齋天」の準備と習儀が行われていました。
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一夜明け、旧暦正月八日夕刻より「供佛齋天」の法要が始まりました。
供佛齋天は午後七時から始まり、夜半を越え、深夜二十五時過ぎまで及ぶ長い長い法要です。
■差定
一、厳浄壇上
一、灑淨
一、傳供献齋
一、上供
一、送聖
何時間にも及ぶ法要なので、区切りごとに休憩時間が取られ、また、合間に法話が行われます。
傳供献齋では、二十四天それぞれに、献供がなされます。実にカラフルで、盛りだくさんの供物です。
それらを、正装した信者さんが二十四天それぞれの佛前に運んでいきます。
そして、僧侶に渡され、さらに前列の随喜衆に渡されます。
そして、一つ一つの献供物が随喜者一人一人の手に次々と回され、全員が掲げた後、佛前にお供えされます。
これを全ての供物で行ないますので、時間を掛けた長い法要になるのです。
傳供献齋が終わると、次の上供で施主の読み込みが行われていきます。
佛祖礼と施餓鬼の意味合いが融合した要素もあります。
旧暦正月八日夕刻には、このように各寺院、各道場で供佛齋天が行われているのです。