透過投影の覚書

一つ前のブログ記事初音ミクに本堂で歌ってもらった は、それほど大変な手法を使っている訳ではありません。
実践的映像投影のノウハウを今日のブログ記事で記しておきます。

まず、必要なものは
・映像を投影するための液晶プロジェクター
これは、できるだけ明るいものが良いのですが、今回は手持ちのB5モバイルプロジェクタを使用しました。
・映像を再生するためのパソコン
動画を再生するだけですので、それほどスペックが高くなくても大丈夫です。
・映像を投影するための透過スクリーン
このスクリーンが今回の一番肝要な部分です。農業用のビニールハウスで使用される「農ポリ」と呼ばれるものが手軽で良いでしょう。
広く農業用に用いられているものですので、幅2.3メートル、長さ100メートルでも五千円程度で入手できます。
厚さは0.05ミリから0.1ミリ程度のものが良いようです。

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これを先の投稿では本堂の八尺間に設置しました。
柱と梁に固定するため、養生テープやメンディングテープなど、傷や糊が残らないようなもので取り付けます。
なるべくシワが出来ないよう注意します。
設置は15分程度でできました。

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前机のあたりから投影すると、ほぼフルスクリーンで投影できます。

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(短焦点プロジェクタの方が使い勝手が良いかもしれないです)

庭から見るとこのような感じです。

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正面の左右に更にスクリーンを設置して、プロジェクタ映像を増やすと見応えのあるものになりそうです。
ライブなんかも出来そうですね。

 

ちなみに、客殿広間に設置するとこのような感じです。

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何よりもコストが掛からないというのが良いですね。
今回は初音ミクで試行してみましたが、映像教化資料への展開なども考えられますし、法要の中継なども出来ますね。

様々な応用ができると考えています。

投稿者: kameno 日時: 2014年9月 3日 01:23

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