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日本の心の故郷、まほろばと称される奈良県明日香村へ、研修旅行の帰りに立ち寄って来ました。
僅かな時間でありましたが、これまでに回っていない場所を中心に雪の情景を堪能しました。
明日香村役場で地図をいただいて出発!
まずは岡寺に向かいます。
■岡寺は、正式名称は 真珠院 東光山 龍蓋寺であり、岡寺はいわゆる通称です。
寺伝によると、約1300年前に天智天皇の勅願によって義淵僧正が建立したとされています。
本堂には日本最大かつ最古とされる如意輪観音座像の塑像が祀られています。
像高4.85mの堂々とした塑像です。
雪が降りしきる境内をゆったりと拝観させていただきました。
■石舞台古墳
築造は7世紀初め頃と推定され、大化の改新で滅んだ蘇我入鹿の祖父・蘇我馬子の墓という説が有力です。
方形の墳丘、堀、外堀が復元されていました。
当時の高度な土木技術の一端をうかがい知れます。
中に入ってみると、岩の隙間から水滴が落ちて、まるで水琴窟のように美しい音を奏でています。
■亀石
そのユーモラスな表情から、明日香村のマスコット的な存在になっています。
みぞれが地面に小さな水溜りを作って、まるで亀が水を飲んでいるように見えますね。
■鬼の俎(まないた)・鬼の雪隠(せっちん)
この2つの石は、近くに配置されています。
元々は同じ古墳の石室だったものが崩れて現在の配置になったようです。
この小高い丘全体がキトラ古墳です。
今回の明日香村訪問は、日程の合間の行程でした。
是非たっぷりと時間をつくって再訪したいと思います。