貞昌院からのダイヤモンド富士2012

今日は秋お彼岸の最終日。
気温もぐっと下がってすっかり秋めいてきました。

お彼岸の間にお墓参りをされた方も多かったことと存じます。
貞昌院の墓地からは富士山を望むことができ、彼岸の期間にダイヤモンド富士を観測することができます。
おおむね、春彼岸は彼岸の入りの日、秋彼岸は彼岸の明けの日の近辺がダイヤモンド富士の日となります。

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ということで、今日はダイヤモンド富士となる日なのですが、雲が多く、その分美しい雲の美しい夕焼け雲の変化を堪能できました。

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彼岸(ひがん)は、、現世=比岸(しがん)に対し、向こう岸という意味です。
苦悩と煩悩から離れ、寂静の世界である彼岸は、西方浄土(西方のはるか彼方)にあると考えられました。このことから、太陽が真西に沈む春分と秋分の日には、現世と極楽浄土が最も近くなるとされていますす。

お彼岸はご先祖様のいらっしゃる世界と交流ができる期間とされ、先祖供養する習わしとして定着しました。

曹洞宗では極楽浄土という考えは用いませんが、お彼岸にお墓参りをする習慣は、この思想に基づいているといえます。
家族・親族・ゆかりの人々が墓参りをし、ご先祖様や故人を偲び、報恩のご挨拶をする、この日本の良き習慣をいつまでも伝承していきたいものです。

投稿者: kameno 日時: 2012年9月25日 18:54

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