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地区の中心部に位置する「日和山(ひよりやま)」を地元の方とともに訪問しました。
なお、日和山は、漁師町に多い高台に付けられる名称で、漁師たちが船を出すか否かを決める「日和を見る」ことに由来します。
宮城県内の主な日和山は、石巻市中心部の標高56.4mの山、仙台市宮城野区の標高6.05mの山(東日本大震災の津波で消失)、そして名取市閖上の標高6.3mの山となどがあります。
閖上の日和山は大正時代に作られた人工的な丘であり、富主姫神社が祀られ、震災後は近くの湊神社も、ここに移されました。
名取市閖上(ゆりあげ)は、津波により大きな被害を受けた地区でありますが、地区を一望するこの丘には祈りを捧げる方々が絶えません。
皆で手を合わせました。
広がる光景は、瓦礫は片付けられていますが、まだまだ復旧復興には程遠い現状があります。
街の所々に、高く積まれた砕石の山が点在しています。
これは、今後、この地区全体を3メートル以上嵩上げするということを示す丘だそうです。
果たして、そのようなことが可能なのか、その場合、地盤の嵩上げが完了するのはいつになるのでしょうか。
嵩上げが完了するまでは建物の建築が出来ないことになり、復旧復興はその分遅れてしまうことになります。
一日も早い復旧復興を願わずには居られないのですが、その前に乗り越えなければならないことが数多く残されているのです。
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿者 添 | 2012年7月 7日 19:32